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財政投融資制度の改革とは隠れ借金を増やすこと?


平成13年の構造改革の一環として、「資金運用部資金法等の一部を改正する法律案」施行されている。

これにより、大蔵省資金運用部は廃止され、郵貯などの資金を特殊法人に融資する制度は無くなり、郵貯は自主的に運用となりました。

かたや、特殊法人は基本的には市場から自らの信用力で資金調達することになります。これで、特殊法人の淘汰が始まり、無駄な投資が減って万々歳?となるというように聞いていたと思うのですが・・ 


道路公団を見ても分かるように、業績は最悪です。これでは、自ら市場からの資金調達は出来るわけも無いので、国は借金の保証人になる方法と、それでも貸してもらえないときの為の財政融資資金特別会計というからくりを作り出し、そこから特殊法人に資金を融資するという方法を生み出します。

ということで、財投債には大きく分けて、次の3つの資金調達方法が存在する事になります。
①財投機関債・・特殊法人の信用で発行
②政府保証債・・政府が保証人となる
③財投債・・国が国債を発行し、その資金を特殊法人に融資

さてここで、その残高内訳ですが、’06年6月現在で、
②政府保証債務・・約53兆
③財政投融資資金特別会計国債・・なんと約137兆
国債及び借入金並びに政府保証債務現在高 [1]

そしておかしな事に、①財投機関債の現時点での残高が良く分からないんです。

毎年の財投計画は公表されているものの、
財政投融資計画要求額 [2] 何故かこれまでの積み上げ値が見つかりません。???

で、毎年の財投計画から、財投機関債の規模が財投計画全体の約3割くらいと仮定すると、これまた何と57兆くらいになります。

特殊法人はそもそも、利益を追求する民間企業では出来ないような事業を行なっているわけで、さらに損失を出し続けることが分かっている。

だから、格付け機関にダブルAなどという高い格付けをもらわないと誰も債権を買ってくれないのだが、これはあくまで政府の保証があっての事。

不良債権化するのが目に見えているのに加えて、またその実体が非常に分かりにくいと来ている。

これは、立派な隠れ借金と言っても良いのでは無いのだろうか!!

by ドングリ

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