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意外!ヨーロッパが元気なのは何で?

「世界の国内総生産(名目GDP、構成比)」http://www.stat.go.jp/data/sekai/pdf/03.pdf
によると、世界のGDPは‘00年—311、403億ドル、’04年—400、880億ドルであり、4年間で28,7%の拡大。
世界に占めるシェアーをみるとちょっと意外な数字が目に付く。
(数字単位%、‘00/’04)
アジア 24,7/21、9(—2.8)。
 日本 15,2/11、5(—3,7)。
 中国  3,5/4,1、(+0,6)。
米国  31,4/29,1(—2,3)。
欧州  28,1/33,6(+5,5)。
ロシア   1,1/1,9(+0、8)。
豪州    1,4/1,8(+0,4)。
ブラジル  1,9/1,5(—0,4)。
昨今、中国やインド、ロシア、ブラジル等いわゆるBrics諸国の経済力の伸張が賑やかに喧伝されているが、まだまだ世界の中のシェアーとしては小さい。世界全体が00年から4年間で30%近く成長した中で、日本はバブルの後遺症で大きくシェアーを下げた。米国もマイナス(産業の空洞化のせい?)である。しかし旧態然とした成熟社会と思われているヨーロッパ諸国が実はシェーアーを大きく伸ばしている。これは一体どうみたらいいのでしょうか?
旧ヨーロッパ諸国が経済共同体として域内自由経済化を実現しつつある成果でしょうか?世界の冨がかつてのように日本・米国ではなく欧米に集まっていると見れなくも無い。国際資本を含めた今後の経済動向が注目されます。
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