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インド経済の潜在力

BRICs(ブリックス)とは経済発展が著しいブラジル (Brazil) 、ロシア (Russia) 、インド (India) 、中国 (China) の頭文字を合わせた4ヶ国の総称。本来BRICsのsは複数形を表すが、BRICSとしてSが南アフリカ (South Africa) を表す場合もある。
現時点で世界のGDPの約8%を占めるに過ぎないその経済規模は、2039年に経済大国G7(アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、日本、カナダ)の合計を上回り、2050年時点でのGDPは中国、アメリカ、インド、日本、ブラジル、ロシアの順になると予想されている。これにより、アメリカによる一極支配が崩れる可能性があると指摘されている。(以上はウィキペディアからの転記)
国連の予測では、
労働力人口(15〜59歳の男女)は2030年でインドが中国を超えるとされています。
中国の場合、全人口に占める労働力人口比率のピークを2010年に迎えますが、インドの場合は2030年〜35年に迎えると予測されています。
労働力人口推移を見てみると、2030年にはインド92400万人 中国85450万人 ブラジル14550万人 ロシア7500万人となるそうです。
インドは2005年(推定値)時点では、中国の0.74倍、ブラジルの5.6倍、ロシアの6.8倍の労働力人口となっていますが、2050年、インドは中国の1.3倍、ブラジルの6.7倍、ロシアの16.6倍と労働力大国となる事が予想されています。
4カ国の労働力人口の予測

年・人口項目  インド   中 国   ブラジル  ロシア
2005年総人口 11億人強 13億2千万人  —   — 
 同 労働力人口  6億6621万人  8億9017万人  1億1799万人  9684万人
 同 対総人口比   60%   68%   63%   68%
2030年総人口 14億1658万人 14億5052万人  —   — 
 同 労働力人口  9億2416万人  8億5453万人  1億4551万人  7519万人
 同 対総人口比   64%   59%   62%   60%
2050年総人口 15億3144万人 13億9519万人  —   — 
 同 労働力人口  9億7121万人  7億4235万人  1億4494万人  5846万人
 同 対総人口比   61%   53%   57%   52%

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2000年の人口は中国13億 インド10億であるが中国においては少子化政策をとっており出生制限をおこなっている、一方、インドはなんら出生政策はとらず多産状況にある。今後20年先のインドは高齢化の速度が他3国に比べて遅く、有り余る労働力と消費人口を確保とすることになり、今後、半世紀に至る世界経済の潜在力を有しているように見えます。
インド株式オンライン—インドの労働力人口推移と予測(BRICs比較)—

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