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インドの教育制度は10-2-3制

BRICs(ブリックス)4ヶ国の中で、インドを「インドを市場と捉える」のか「自国企業の競争力アップの原動力と捉える」のかという記事を見た。

温度差がある日・欧米企業のインド熱 [1]
インドの成長活力の背景に、底知れない子供たちの学習能力と教育制度に世界が注目しているようだ。
>インドの教育制度は、10−2−3制で1年生から8年生までが初等教育、9年生と10年生が中等教育にあたる。インドの学校では、公私を問わず進級テストを行い成績が悪いと留年させる。
>特に10年生の最後のテストはHigh schoolの入試を兼ねており、日本で言う高校入試にあたるものだが、将来科学系の学科へ進学をしたい場合はこの試験で75〜85%の達成率が求められる。
>インドでは現在,コンピュータ技術者・医師・ビジネスマネージメントなどの職業が人気である。従ってこうした職業に就くためには、理数系の教科を得意にしておく必要がある。余談になるが、インドではかけ算は1×1から20×20まで一般的に習得してしまう。
>10年生から12年生までは前期高等教育,12年生以降は3年制と4年制の後期高等教育(大学にあたるもの)を選択できる。人気難関校のインド工科大学(I.I.T.)などは,理数科目は86%以上の到達度が必要である。
こうした学校制度を知るにつれ、日本、韓国より、邪気のない知育重視の傾向が強いことがわかる。また、幼児から15歳までの人口は、いずれ中国をも上回ることは予測されており、英語にも長けたインドの優秀な人材が、世界のITソフト開発、医療、ビジネスマネージメントの最先端を担うことは間違いなさそう。

インドの教育事情 [2]
インドの英語教育 [3]
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