- 金貸しは、国家を相手に金を貸す - http://www.kanekashi.com/blog -

本年もよろしくお願いします

uribou.jpg2007年(平成19年)が始まりました。
9月から会員制で再開した当ブログも、おかげさまで会員50名、再開後の総記事数80件に達しました。ありがとうございます。会員&読者の皆様、今年もぜひともに当ブログを盛り上げていってください。
昨年は、政治・経済界で時代の変化を感じさせる様々な出来事がありました。国内では「成長なくして財政再建なし」を唱える安倍政権が発足。マスコミではご祝儀のように景気回復が喧伝されました。
国外ではイラク戦争が泥沼化し、年末の強引なフセイン処刑でますます混沌としそうな気配。そして、膨大な戦費を加えたアメリカの財政赤字はいよいよ破綻寸前?と囁かれるようになりました。
隣国の中国は、日本の高度成長とバブルが一緒に来たような市場拡大を継続。一方、同じ隣国の北朝鮮は困窮の末、核実験による威嚇外交という強行手段に出ました。
今年も、安倍政権の是非を問う参院選、2007年問題、プレ北京五輪フィーバーなどなど、昨年以上に、国内・国外の政治・経済状況が大きく動いていく気配がします。
そこで、今年のFinanial Journalでは、これから注目すべき10の追求テーマを設けて、会員&読者の皆さんとともに状況を追跡し、構造を解明し、今後を見通していきたいと思います。
謹賀新年クリックをお願いします!
今年、考えているテーマは・・・・・・こちら


1.実感のない景気回復
「いざなぎ超え」の景気回復。でも庶民の実感はゼロ。なんで?
2.格差社会の実態
昨年の流行語にもなった「格差社会」。本当に進んでいるの?その実態は?
3.買われていく日本
水面の上と下で進む外資の日本買い。その現状を追う。
4.国の借金の行方
07年度は最大の減額と言うが・・・。過去・現在のデータから引き続き事実を追求。
5.年金破綻シナリオ 
国民の最大関心事は「年金」。でも破綻は火を見るより明らか。実際いつ破綻する?
6.地方財政がヤバイ!?
景気回復の声の一方で次々潰れていく地方。その原因は?突破口は?
7.米国経済の危機
日本以上に壊滅的赤字を抱える過剰消費国家アメリカ。その破綻寸前の実態とは?
8.中・印経済の行方
北京五輪を前に膨張を続ける中国経済。目覚め始めた巨象インド。世界への影響は?
9.ドルvsユーロ
意外とヨーロッパが元気?ドルとユーロの通貨覇権闘争はどうなる?
10.経済ニュースを読む
最新の経済ニュースから、その原因構造や人々の意識の深層を探る。

今後、これらのテーマでカテゴリーを再構成し、ブログトップでインデックス化したいと思います。
もちろん、これ以外のテーマの記事も歓迎です。
他に、こういうテーマが重要だ、というものがあれば、是非コメント願います。
というわけで、本年もFinancial Journalをよろしくお願いします。
(S.Tanaka)

[1] [2] [3]