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米国の石油浪費とCO2の垂れ流し

今年の東京は冬らしい寒い日が殆ど無く、マフラーも使う機会が無いほどです。この夏の水不足や日本海の漁場への影響が心配されています。この温暖化の主原因と言われているCO2の排出量のデータを見てみると、絶対量の比較は以下の通りです.。%EF%BC%A3%EF%BC%AF%EF%BC%92%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95.gif
米国の突出ぶりが目立ちます。


一方同じ年の1人当り排出量は以下の通りで、リンク [1]
1〜4位は中東諸国が占め、上のグラフに出ている国では
6位米国19.66,
9位カナダ16.93,
20位ロシア10.43
23位ドイツ10.15
,28位日本9.47,
30位イギリス8.94,
79位中国2.55(単位トン)
であり、先進国ではやはり米国が1位。
またGDP1ドルあたりの排出量の比較ではリンク [1]
上位を低開発国が占め(これはある単位の生産をするのにCO2をいくら排出する必要があるかという比較になるので、分母の小さい開発途上国が上位にくるのはある意味当然)、上のグラフの国では
ロシアが1.45kgで11位、
カナダ、韓国、中国、アメリカは0.6kg同じ42位,
ドイツ70位、
日本は74位、
イギリス79位、となり、‘環境生産性’(造語ですが、いかに少ないCO2排出量で同じGDPを産み出すかという指標とすれば)米国の生産性は韓国・中国と同レベルということになる。
また同じ年の世界の石油消費量(7,704万バレル)に占める各国の割合を見ると、米国25.6%、
日本・中国は6.9%、
後ドイツ、ロシア、カナダ、イギリスは3.5〜2.1%とこれも米国がダントツの1位。
リンク [2]

[3] [4] [5]