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スティールの背後にいる“50人の大富豪”

またまたスティール=「スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド(SPJSF)」のお話です。
え〜またかい!って人も多いと思いますが、まぁそう言わずに。
ワタクシ、今回はちょっと気づきを得ましたので、ぜひともご一読を。


お〜ぜひ知りたいと思った方、そうでない方もポチッと一押ししてからどうぞ。
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投資ファンドってのは、多額の運用資金があればあるほど有利なので、いろんなところから資金を調達してくるんですね。
で、スティールの場合、どこから調達しているのか?

SPJSFはファンド出資者の正体について一切明らかにしていない。村上氏が「米国の大学財団とか日米の年金とか」「中東からも、すごいお金がきます」と明かしていたのとは対照的だ。
ある金融関係者はこう言う。
「両方のファンドは特定層が対象の私募型。出資先を明かすことは“ご法度”で、ファンドの世界ではSPJSFのほうが常識的だ」


村上ファンド、脇が甘いですね。。。そんなことだから潰され、、おっと話がそれましたね。
では、気を取り直して続きを。

「米国人のみで詳細な銘柄選択は難しい。ブレーンに日本企業と金融に精通した日本人がいるのではないか。実際に20〜30歳代の若手のなかには、日本の金融機関に愛想を尽かし、アメリカで金融市場の勉強を積んだ人も少なくない。私の見方では、主な投資家は富裕層の米国人たちで、運用する担当者に日本人が含まれていると思う」


ん〜、秘密のお仲間がいらっしゃるようですね。
ちなみに私募型=私募ファンドorプライベートファンドとは、

特定、または少数の投資家を対象に資金を集めて運用するファンドを私募ファンドといいます。特定、とは「適格機関専門家」と呼ばれる専門的知識を持つ投資家です。少数、とは50人未満を指します。したがって、ホームページやマスコミを利用した宣伝は行いません。


というもの。
1998年末の投資信託法の改正で、日本でも私募ファンドが設立できるようになった
みたいです。
ここまで分かったことを整理すると、
スティールは、“50人(未満)の大富豪”から金を預かり、それを元手に株や不動産に投資する会社ってこと。
日本での投資は「日本に愛想をつかした日本人」をうまく使いつつ。
それで儲かった金は、“50人の大富豪”に再分配。
ん?
ということは、
スティールは単なる窓口業務担当で
“50人の大富豪”が
裏でガッポリ儲けているってこと

じゃないか!?
こうなると、
「“50人の大富豪”って誰?」
が気になりますね〜(冒頭の写真の人ではありません、念のため)
あと、すべての発端となっている
「投資信託法はなんで改正されたの?」
ってのも気になりますね〜
誰か知りません??

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