「三角合併」解禁を契機に外資ハゲタカの猛威が、日本を襲ったのは周知の事実。
日本の上場会社の株を大量に保有するに至り、既に大幅な「増配」の要求がドンドン増加し外資と国内企業との攻防戦が、繰り広げられた。
しかし、そうした外資策略も株主には響かず、企業側の勝利を納める結果となった。
外資ファンドが買収防衛策の導入阻止や増配を求めて行った株主への提案は、総会で相次ぎ否決されたのです。
この企業側の勝利の背景には、何が働いていたのでしょうか?
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株主の反応は、
1.歴史ある企業に土足で踏み込むことを絶対許してはいけない
2.経営計画などを示さない外資の狙いが分からない
3.株価をつり上げて、売り抜ける目的に違いない
と外資に対する不信感です。
目先の利益・利得を執拗に追求するだけの外資は、企業の成果や経営をどうする?と言った株主の期待が殆ど考慮されていない事が露呈したのだと思われる。
一見、“保守的”に写る株主の反応とは、実は「目先の利益よりも信認を重んじる日本人の価値意識」そのものではないでしょうか?