- 金貸しは、国家を相手に金を貸す - http://www.kanekashi.com/blog -

日本の株式市場ってどれだけあるの?

3921926931.jpg [1]
株式シリーズ続けて行きたいと思います 😮
前項のカトーさんの記事で上場するといいことがあるのはよくわかりましたね。
上場って言えば・・・・、「東証一部上場」などニュースでよく聞きますよね〜 🙄
この言葉で会社の信頼度や規模が何となく分かります。
しかし、わが国の株式市場って実は上記の東証以外にもたっくさんあるんです。
という訳でここでは、株式市場の分類について紹介したいと思います 😉
↓その前にクリックおねがいします!


株式市場の分類は以下の通りです。
それも会社の地域、規模、業種などによって大きく分類されています

●東京証券取引所
・市場第1部  大企業向けの市場 (上場会社数:1743 (うち外国会社23)注)いわゆる「東証1部」とはこのことです。
・市場第2部  関西地区の中堅企業向けの市場 (上場会社数:470 (うち外国会社0) )
・マザーズ  ベンチャー企業向けの市場 (市場会社数:201 (うち外国会社3) )
・外国部  外国企業向けの市場 (上場会社数:34社)
●大阪証券取引所
・市場第1部  関西地区の大企業向けの市場 (上場会社数:650社)
・市場第2部 関西地区の中堅企業向けの市場 (上場会社数:252 社)
・新市場部 ベンチャー企業向けの市場 (上場会社数:4社)
・ヘラクレス ベンチャー企業向けの市場 (上場会社数:171 社) 注)旧 NASADAQ JAPAN をNASADAQ の撤退により受け継いだもの。
●名古屋証券取引所
・市場第1部  中京地区の大企業向けの市場 (上場会社数:約248社)
・市場第2部 中京地区の中堅企業向けの市場 (上場会社数:約112 社)
・セントレックス ベンチャー企業向けの市場 (上場会社数:32社)
●福岡証券取引所 (上場会社数:144社)
・本則市場  九州地区の企業向けの市場 
・Q-Board  ベンチャー企業向けの市場 
●札幌証券取引所 (上場会社数:88社)
・本則市場  北海道地区の企業向けの市場 
・アンビシャス ベンチャー企業向けの市場
●JASDAQ    (上場会社数:976社)
日本証券業協会が開設し株式会社ジャスダックが運営する中小中堅ベンチャー企業向けの株式流通市場  (登録会社数:926社)

http://www.hypermedia.or.jp/aoyama/act1.html
上記のように各地域ごとに大企業、中小、ベンチャーという形式になっています。
株式市場は上記のように沢山ありますが、主にメジャーな企業が上場されているのが以下の市場。

・東証1部
・東証2部
・ジャスダック
・大証ヘラクレス
・東証マザーズ
押さえておきたいポイントとしては、リストアップした順に上場基準が緩やかになり、かつ、投資リスクも大きくなる。
ということです
基準が緩やかになるということは、基準が厳しい市場よりも、規模が小さく、利益も小さい会社でも上場できるということになります。
その分下にリストアップしたものほど規模を拡大していく余地が十分にあり、将来の成長、株価の値上がり益を期待できる市場ということもできます。
また、企業は二つの市場に同時に上場することもできます。

http://1kabu.net/4/21/000040.php
nintendo01.jpg [2]
たとえば、任天堂は、東証1部と大証1部に上場しています。

2007年8月2日終値で言うと、
東証で53400円
大証で53000円
の値段がついています。
そうです!複数の市場に上場している企業では、市場によって株価が違うことがあります。
さらに、ここからは余談ですが、2つの市場に上場している企業の株は、大証で買って東証で売ることも可能です。
これをやった場合は任天堂の場合は、400円儲かることになります。

http://1kabu.net/4/21/000040.php
任天堂のように2市場に上場なんてことできるんですね。
それだけ信頼されているってことなんでしょうか。任天堂はもともと関西の企業です。
1960年大証2部上場。その後東証へと手順を追って上場したのではないでしょうか。
このように、2市場に渡って上場している企業もいれば、上場しいない企業というのも沢山います 🙂
その中でも注目されるのが非上場の大企業です。
竹中工務店、サントリーなどがそれにあたりますね
どうしてこんなに大きな企業が非上場なのか?
そもそも非上場のメリットって何?
そのあたりは次の記事にて・・・・!

[3] [4] [5]