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『ごみ問題』、この古くて新しい問題の今・・・

Posted By mukai On 2008年5月21日 @ 9:00 AM In 10.経済NEWS・その他 | 3 Comments

最近のみんなの関心事は?
この何ヶ月間の 新聞・テレビ・ホームページの情報を調べて見ると、一番多く取り上げているのは
「地球温暖化問題」いわゆるCO2の問題。
 2番目は農薬汚染された中国産冷凍ギョーザに端を発する「食の安全」の問題。
派生して「食糧自給」の問題。
さらに「水資源」の問題、「ごみ」の問題、「大気汚染」の問題と「環境問題」が続きます。
今回は「ごみ」問題を取り上げ内容を見ていきます。
『ごみ問題』、、この古くて新しい問題は、、、
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■最近のごみ事情
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・以前サーマルリサイクル [1]の一手段である廃棄物発電 [2]を紹介しました。太陽光発電や風力発電と同様に
新エネルギー法により石油に換わる「新エネルギー」として位置づけられています。
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・又、「
ペットボトルリサイクルのウソ [3]」で回収されたペットボトルの約70%が焼却か
中国に輸出されていることも紹介しました。
 
・古紙のリサイクルに関してはgenkinさんが「年賀状から古紙リサイクルを考える [4]
でかかれていますが10%位中国に輸出しているそうです。
日本で不要になった紙やペットボトルを中国に押しつけているのです。
ところが最近は少し様子が変わってきました。

■最新のごみ事情
・崩壊するリサイクル〜資源ごみ 中国流出の衝撃〜
4月の中頃のNHK−TV《クローズアップ現代》の放送で、今年発覚した製紙メーカー各社の再生紙偽装。その背景には、日本の古紙を中国企業が途方もない高値で買い求め、日本の製紙会社が「買い負ける資源争奪戦の実態がある。
さらにペットボトルなどの資源ゴミも中国への流出が加速。日本のリサイクル業者が相次いで倒産し、国内リサイクルの輪が断ち切られる恐れが強まっている、と放送されていました。(偽装に関してはかなり以前からやっていたみたいですから中国の古紙買い占めが原因ではないと思いますが・・・)
 ペットボトルに限らず古紙、スクラップ金属も中国が高値で購入してくれるので、かなりの量が中国に輸出されてしまい、製紙会社も製鉄会社も、ペットボトルリサイクル会社も必要量が集まらず困っているのは事実のようです。
 番組の中で、ある自治体(大阪の高槻?)のゴミ収集関係者が、『ゴミ収集には莫大なお金が必要で、自治体の財政状況を考えると、高値で買ってくれる所に売って、少しでも収入を増やしたい』
と言い、リサイクル業者も『生き残るために中国に進出する』と、とんでもない発言をしていました。
回収に手間暇掛る(お金が)から高く買ってくれるところに売る。と言うことですが、手間暇掛けて分別している私たちの気持ちはどうなっているのでしょうか。私たちの資源(ごみ)を自分たちの都合で処分して良いのでしょうか。
そもそも行政が率先して作った日本の「リサイクルシステム」は、経済の合理性からほど遠いものだったのでしょう。行政も業者も目先の判断でリサイクルシステムを壊しているのです。
リサイクルって「資源循環」ですから中国で再生されればそれで言いとは考えません。
中国もこのまま行けば破綻することは明らかですし、自国で循環されなければシステムとして不安定です。
元々、古紙にしてもペットッボトルにしても国民からの税金を投入し援助することで成り立っているシステムです。これでは無理があり、問題の解決にならないことに気が付くべきです。
お金が全ての「市場」に任せていては何の問題も解決して行かないどころか益々問題が深刻化していくだけなのです。
手間暇掛けて分別した私たちの資源がどのように再生循環しているのか?
なぜそうなるのか?
どうすればいいのか?
事実を追う目を持ち続けることで社会は変わっていくのではないでしょうか。。


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[1] サーマルリサイクル: http://www.kanekashi.com/blog/2007/12/000429.html#more

[2] 廃棄物発電: http://www.kanekashi.com/blog/2008/01/000449.html 

[3] ペットボトルリサイクルのウソ: http://www.kanekashi.com/blog/2007/07/000260.html

[4] 年賀状から古紙リサイクルを考える: http://www.kanekashi.com/blog/2008/01/000461.html 

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