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世界は多極化に向かうのか? 〜今後の追求テーマ紹介〜

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現在アメリカから始まった金融危機は、世界的な経済危機にまで発展しています。
ベルリンの壁崩壊で、共産主義が欠陥のある思想であると誰もが理解したように、欧米が中心となって推し進めた新自由主義(規制緩和と自由化が経済的効率をもたらすという考え)市場原理主義は、欠陥のある思想であったということが今や誰の目にも明らかです。
それはつまり、今までの近代経済システムそのものの限界が見えてきたということであり、今までの市場のあり方さえ根本的に見直さなければならない段階にきているということを示しています。
基軸通貨としてのドル,現在の米国の役割は、やがて終わっていくことを見据えた世界各国は、アメリカ一極支配の体制から徐々に「多極化」の方向へと舵をとり始めています。一方、この世界経済危機をチャンスと捉えた金貸したちは積年の思いである完全な資本支配主義世界(世界一極支配)を実現すべく、世界共通通貨(国際決済通貨)=バンコールの設立に向けて動いています。
現在僕らの経済グループでは、上記の状況を踏まえながら 「世界は多極化に向かうのか?」 という共通テーマを設定し、毎週みんなで追及を始めています。
今後は 「世界は多極化に向かうのか?」 ということをより具体的に考えていく為に以下のような小テーマを設定し、毎週基礎勉強を行ないながら隠された構造や今後の可能性を明らかにしていきたいと思います。
今後とも応援よろしくお願いします!


今回は各小テーマの紹介です。
■一極支配は本当に終焉するのか?
 ・IMFや世界銀行、国際金融機関の役割とは?
  〜何のためにIMFや世界銀行、国際金融機関はあるのか?
  〜国際決裁の仕組みとは?
 ・新たな基軸通貨・国際通貨=バンコール(その旨み)とは?
  〜通貨が国家から離脱する・・・完全な資本支配主義が実現?(金貸しの積年の思い) 
■多極化へ向かうと経済はどうなる? 
 ・通貨バスケットってなに?
  〜具体的にどうなっていく?何が変わる?
 
 ・ブロック経済の総括
  〜ブロック経済とは何だったのか?背後にいた金貸しの影響は?
  〜通貨バスケットとなったときに、どういうブロックができるのか?
  〜その時、為替はどうなる?
■その他(継続課題)
 ・各国のマネーサプライについて
 ・中国は今後どうなる?
 ・金融制度・法律について(制度成立の目的・変遷と金貸しの影響)
 ・金融政策について(現在の金融危機下では古典経済学の政策・制御法は通用しない)
今後に乞うご期待!!

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