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「脱原発・脱市場 不屈の日本再生!」−8〜原発なくてもいけるやん!〜

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毎週土曜日更新の 「脱原発・脱市場 不屈の日本再生!」
今週のテーマは〜日本のエネルギー問題からの可能性〜
これまでは原発の危険性うそから始まった原発うそで固められた原発安全神話原発を利用した産官学の利権関係
そして前回は原発利権に絡んだ産・官・学とマスコミ、地方自治体を含めた原発ペンタゴンを紹介しました。利権獲得に必死になる人々の恐ろしい程、凄まじい関係性がわかったのではないでしょうか?:cry:
前回までで、原発が一般市民(国民)にとって、無い方が良いものであるということはわかりました。
しかし原発を失くすとなると、
「エネルギー問題どうするの?」
「原発なくなったら、困るやん!」
という声をよく聞きます。
では本当にそうなのでしょうか
エネルギー問題が解決出来なければ、原発は本当に不必要なものであることがハッキリします。
以下は一緒に追及をした仲間の感想です。:D
原発がないと電力が足りないっていうのは嘘だったんですね。👿
自然エネルギーってこんなにもエネルギー供給できるんだ!
もっと本気になって新エネルギー技術開発を進めれば、可能なんじゃないか!😮
利権を独占する人達が阻止してるんだな。 😡
でもこんなに沢山、エネルギーがないと本当に生活出来ないのかなぁ?🙁
では、
どんな嘘が!
どんな技術が! 
どんな可能性が! 
あるのでしょうか?
続きを是非読んでください。っとその前にこちらをクリックよろしくお願いします。
   


続きを読んでいただいて、ありがとうございます。
ではまず、現在の日本のエネルギー供給の実態を紹介したいと思います。

原子力は即刻やめても困らない
日本では現在、電力の30%を超える部分が原子力で供給されています。そのため、ほとんどの日本人は、原子力を廃止すれば電力不足になると思っています。また、ほとんどの人は今後も必要悪として受け入れざるを得ないと思っています。そして、原子力利用に反対すると「それなら電気を使うな」と言われたりします。
しかし、発電所の設備の能力で見ると、原子力は全体の20%しかありません。その原子力が発電量では30%になっているのは、原子力発電所の稼働率だけを上げ、火力発電所のほとんどを停止させているからです。原子力発電が生み出したという電力をすべて火力発電でまかなったとしても、なお火力発電所の設備利用率は7割にも達しません。それほど日本では発電所は余ってしまっていて、年間の平均設備利用率は5割にもならないのです。
つまり、発電所の半分以上を停止させねばならないほど余っているわけです(図6参照)。

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ただ、電気は貯めておけないので、一番たくさん使う時にあわせて発電設備を準備しておく必要がある、だからやはり原子力は必要だと国や電力会社は言います。
しかし、過去の実績を調べてみれば、最大電力需要量が火力と水力発電の合計でまかなえなかったことすらほとんどなかったのです。(図7参照)
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引用元は「愚かな核=原子力利用」京都大学 原子炉実験所 小出 裕章氏より

■「揚水発電」により、より効率的に電力利用が出来る
記録的猛暑だった昨年の電力消費量のピークは7月23日の5999万kW。東電の需給見通しによると、今年のピーク時電力はそれより低い「5500万kW程度」と予測されるものの、供給力が850万kWも不足する計算になる。政府や東電が「このままでは真夏の大停電が起こる」と喧伝するのは、この数字を根拠にしている。
ところが、資料を詳細に分析すると、7月の供給力には盛り込まれていない“隠された電力”がある。「揚水発電」の出力が計算されていないのだ。
(中略)
「揚水発電」は、夜間の余剰電力を利用して下貯水池から上貯水池にポンプで水を汲み上げ、日中の電力消費の多い時間帯に水力発電をする仕組み。発電時間は上貯水池の水が空になるまでの数時間だが、首都圏の夏の最大電力は午後2時を中心とした5〜6時間である。揚水発電の役割は、まさにピーク時の電力を補うための非常用電源といえる。今のような停電危機にこそ有効に活用すべき設備なのである。
夏の電気量消費が集中する時期には、「揚水発電」を利用すれば、効率的に電力を利用することが出来るのです。

引用元は(「揚水発電」をカウントすれば原発なしでも夏の電力間に合う)より。
図6は日本の発電設備とその稼働率を表しており、結果として水力、火力の設備をフルに稼動させれば、原発の発電量を上回ることを意味しています。
図7では年間のピーク時を発電量と消費電力量を表しています。それでは火力、水力だけでは年間のピーク時では発電量がぎりぎりであることがわかります。
しかしその値は「揚水電力」という水力発電の一つの発電方法の発電量が含まれてはいないのです。それを加えると、
火力、水力の発電量だけで日本の消費電力はまかなえる ということです。
つまり本当に原発は必要ではないことが言えると思います。
又、コストに関しても、安いと謳っている原発ですが、調べてみると、イニシャルコスト、ランニングコスト、維持管理コストなど総合的にかかるコストは原発の方が断然高いのです。つまりであることがわかりました。
「原発に掛かるコスト試算②〜発電単価試算のウソ〜」 [5](リンク)
しかし原発を停止させると、火力の発電量を増加させることから、原油、石炭等などの化石燃料に頼ることとなり、それではCO2問題や、ピークオイル、国際間の力関係において、反論が出てくる事でしょう。
(参考)現在日本のエネルギー自給率はたったの4%!
エネルギー白書2010 第2部エネルギー動向 [6]」(リンク)
その答えは
・原発は即刻停止
・一時的に火力、水力等の既存の発電方法でまかない、その間にこれから紹介する新しい、発電技術を普及させる

現在日本では様々な自然エネルギーの開発が進められています:P
風力発電、地熱発電、バイオマス発電、マグネシウム発電、波力発電などがあります。その他の発電方法や参考資料として、サイト、ブログ投稿記事を紹介したいと思います
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画像はこちらから(リンク [8]
■風力発電についてはこちら↓
風力発電の実態は! [9]」(リンク)を参照してください。
風力発電のメリット、デメリット、普及状況についてデータを含めて、端的にまとめられています。日本の風力発電量は世界で何番目だと思いますか?
リンク先にある燃料電池についての参考サイトも付けておきます。
ウィキペディア 燃料電池 [10]」(リンク)
エヌビーエス株式会社 燃料電池 [11]」(リンク)
[12]
画像はこちらから(リンク [13]
■風力、波力発電、スマートグリッドについてはこちら↓
新しいエネルギーの未来③〜日本はスマートグリッド先進国〜 [14]」(リンク)
を参照してください。
実は凄い可能性のある風力発電!小さな企業の技術の高さもわかる内容です。そしてここでも特権階級のうそが 日本の目指すスマートグリッドとは
リンク先にある風車の技術、スマートグリッドについての参考サイトです(^ー^)ノ
株式会社 MECARO 秋田発 進化した風力発電 スパイラルマグナス風車 [15](リンク)
ウィキペディア スマートグリッド [16]」(リンク)
ACCESSの技術をスマートグリッドへ [17]」(リンク)
[18]
画像はこちらから(リンク [19]
■マグネシウム発電↓
あの、マグネシウムです。理科の勉強や実験とかでよく聞く金属ですが、それがエネルギーになるんです。
世界は、石油文明からマグネシウム文明へ(2)下 [20]」(リンク)
[21]
画像はこちらから(リンク [22]
■バイオマス発電↓
バイオマスエネルギーとは「生物体(バイオマス)から得られる自然界の循環型エネルギー」です。そんなものまでエネルギーになるの!というぐらい様々な動植物からエネルギーが得られるみたいです。しかも種類別、用途別に分類されており、見やすいです。そして日本のバイオマスエネルギーのポテンシャルについても書かれており、可能性を感じれます。参考サイトはこちら
バイオマスの可能性3:日本は最先端となる可能性を秘めている [23]」(リンク)
バイオマス発電 有望なバイオマスエネルギー [24]」(リンク)
[25]
画像はこちらから(リンク [26]
■地熱発電↓
非常にわかりやすく、見やすく書かれています。しかも地熱の発電量には驚かされますよ。ただ実用化にはいろいろな課題があり、そこはこれから皆で考える必要がありますね。
『次代を担う、エネルギー・水資源』水生圏の可能性、水力エネルギーの活用<番外・予告編>.火山列島・火の国日本の可能性〜高温岩体発電・マグマ発電が国産エネルギー資源の切り札!〜 [27]」(リンク)
こちらは自然エネルギーが一覧となった図が掲載されているサイトです。
自然エネルギー一覧 [28]」(リンク)
いかがでしたでしょうか?
これ程、多くの発電技術があり、かなり多くの発電量を確保できるとは本当に驚きであり、日本の技術の高さがすごいんだ!ということもわかりました。この技術をさらに開発、実用化に向けて開発していくことで、原発を失くすことが出来ると確信出来るのではないでしょうか。
しかし「新しいエネルギーの未来③〜日本はスマートグリッド先進国 [14]
の最後にもあるように、自然エネルギー、地域や環境に適した発電方法、送電システムの発展を阻止しているのは利権獲得を目的とする特権階級の存在なのです。
これをどうにかすることで日本のエネルギー問題に可能性を見出せるのではないでしょうか。
今回の追及で新しい発電方法が数多くあることがわかりました:D
またその可能性も大きいことがわかりました
その可能性の大きさから追求しているとメンバーの皆が
こんな発電方法はどう
普段の行動が発電に活かせるんじゃない
電力は地産地消で!日本のエネルギーを考えよう
という可能性いっぱいの議論となりました
そこで次回は日本の新しい発電方法を皆で考えよう!発電の可能性を素人ながらどんどん考え、どんどん発信しよう!ということで、ブログ記事をUPしたいと思います
それでは次回もお楽しみに〜(*TーT)bグッ!

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