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ブログ『(新)日本の黒い霧』の紹介−(1)戦争の実像

21世紀に入って、それまでは決して知られなかった政治経済の裏事実が次々とネット等で明るみに出るようになりました。9.11テロ然り、郵政民営化然り。今年の福島原発事故以降、この動きはますます加速しているように見えます。
これは、金融覇権闘争の末に08年世界バブルの崩壊を受け、窮地に追い詰められた国際金融資本のなりふり構わぬ“リーク合戦”が激しさを増してきているからで、今後も驚くべき事実群が飛び出してくる可能性は高いでしょう。
これから紹介するブログ『(新)日本の黒い霧』 [1]もその一つ。
2009年7月に始まったこのブログの目的は、日本航空123便墜落事故 [2]の真相究明です。1985年8月12日夕刻、羽田を飛び立った後、制御不能に陥った日航機が群馬県の御巣鷹山の尾根に墜落し、死者520名を出したこの大惨事は、当時から事故原因を巡り多くの疑惑が持たれてきました。

JAL123.jpg
日航ジャンボ機墜落事故の凄惨な事故現場

 
事故現場を幾度も訪れ、多くの物証や証言を集めたブログ管理者の推考からは、信じられないような事故の真実、そして闇の存在が浮かび上がってきます。ここに書かれていることが事実なら、世界情勢を分析する上で大きく認識を転換しなければなりません。
これから何回かに渡り、このブログの主要記事を紹介していきます。
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まず、日航機墜落を巡る具体的な闇の事実究明の記述に入る前に、「戦争」というものについてブログ管理者(現在は“日月土”と名乗っている)の認識を語ったエントリーを紹介します。
 
(新)日本の黒い霧2009年8月15日「64回目の終戦記念日に思う−戦争の実像−」 [3]より。
(赤文字は引用者による)

戦没者の魂、ご遺族の皆様に追悼の意を表します。
 
本日、310万人もの日本人の命を奪った太平洋戦争が終わり、64年の歳月が経過しました。私は戦後世代ですが、家庭や学校の中で、前の世代から戦争について色々な話を聞かされることが多かったです。顔を知らない私の祖父が、南太平洋のどこかの小島で果てた話も、その中の一つです。
 
学校の歴史では、日本がアジアを侵略した戦争だ、日本が悪かったのだと教えられましたが、ここ何年かは、米国が日本を追い込んだために起きた戦争だ、米国は真珠湾攻撃を黙認し、日本を叩くために利用したのだ・・・と、どちらかというと「日本は悪くない」といった、日本の当時の立場を擁護するかの論調が強まっているように見えます。
 
確かに謀略の要素があることは認めますが、だからといって、一つの事実が明らかになる度に「○国が悪い、日本は悪くない」という結論になるのは、あまりにも短絡過ぎる気がします。
 
これまで、多くの先人たちの執念が、先の大戦の真実を暴き始めています。そこに見える戦争の真の姿は実にシンプルで、戦争とは国と国の戦いでなく、「持つ者が持たざる者から更に奪うため方便」と表現できるものです。
 
マッカーサーがフィリピンに滞在していた時、日比友好協会で日本の華族、財界人と頻繁に会っているのをご存知でしょうか?そこに集まる連中はイシヤ(フリーメーソン)の会員だったことをご存知でしょうか?その財界人たちが戦争中に、せっせと米国債を買い付けていたのをご存知でしょうか?売国行為で得た富は、今でもロスチャイルド関連の投資銀行で利殖されているのをご存知でしょうか?栗田中将が日本艦隊を反転させ、マッカーサーが乗船する手薄の艦隊への攻撃を避けたのをご存知でしょうか(謎の反転)?その栗田氏が、戦後、出所不明の資金で起業し、大成功したのをご存知でしょうか?
 
この辺のことはいつか詳しくレポートしようと思っておりますが、調べれば調べるほど、日本を売り渡し、戦後、巨万の富を築いた財界人、権力を手にした官僚・政治家・軍人の多さに驚かされます。結局のところ、多くの日本人、アジア人、そして連合国軍兵士の命を踏み台に、戦勝国・敗戦国の違いは関係なく、持てる者がただ富を増やした、それが、先の戦争の実体なのです。
 
これを知らずして、何の靖国参拝論議なのでしょう。見ていて惨めな気持ちになるだけです。
 
 
おまけ
「核が戦争終結を早めた、日米の犠牲を最小に留めてくれた」これは、米国が主張する核使用を肯定する論理ですが、これも嘘っぱちです。昭和20年の当初から終戦の打診は行われており、そこで一番の問題になっていたのが「天皇制による国体の維持」でした。それまで討議されていた国体に関する条項が、ポツダム宣言では突然削除されたため、日本は終戦提案を受け入れられなくなりました。更には、日本の要求を受け入れる交換条件として、核兵器の使用を黙認するよう迫ってきたのです。目的は何か?戦局は既に決していたのですから実戦データの採取以外に考えられません。彼らにとって黄色人種は動物実験の猿と変わらないということなのでしょう。結局、日本は国体維持のためこの無茶苦茶な要求を呑むことを決め、晴れて世界で最初の被爆国となったのです。つまり、日本軍は、日時・投下地点などを含め、米国の核爆弾投下を事前に知り、それを看過していたことになります。
 
そして・・・尊き日本の国土は、戦後も核の実験場として蹂躙され続けることとなるのです。

『戦争とは国と国の戦いでなく、「持つ者が持たざる者から更に奪うため方便」』
 
この言葉と以下に続く事例は、先の大戦でも日本は国が一丸となって敵国と対峙していたわけでは決してなく、「持つ者」「持たざる者」という全く別の(闇の)論理によって勢力をつくり行動していたのだ、ということを示唆しています。
 
ブログ管理者は、日航機事故の真相究明を糸口に、このような戦時の闇勢力が戦後も存在し続け、日本の政治経済を陰で動かしている事実を浮き彫りにしていきます。
(次回に続く)

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