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人工地震の可能性!?〜4:HAARPとは?

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前回のシリーズ3では、過去の新聞から人工地震がどのように扱われてきたかを見てきました。普通に新聞で人工地震のことを取り上げていることが驚きでした!他にも地震や地盤構造調査等の目的で行ったもので、地盤状態によっては震度3〜4が出る場合があるという記事も見つかりました。(→リンク [1])衝撃を押さえているであろう実験で、この震度が出てしまうなんてびっくりですよね。

さて、シリーズ4では、【HAARPとは何か?】について迫ってみたいと思います♪

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●HAARPとは?

HAARP(高周波活性オーロラ調査プログラム:High Frequency Active Auroral Research Program)とは、アメリカ合衆国で行われている高層大気研究プロジェクトである。

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アラスカ基地

アラスカ大学と空軍、海軍、DARPAの共同研究であり、大出力の高周波を電離層に照射して活性化させ、電離層の挙動や無線通信等への影響を調査することが目的であると説明されている。照射施設はアラスカ州・ランゲル・セントエライアス国立公園の西にあるOTHレーダーの跡地に建設された。
ウィキペディア [2]より引用)

オーロラって極域近辺に見られる大気の発光現象で、確かに気にはなるけれど、大学以外に空軍、海軍、DARPA(Defense Advanced Research Projects Agency:国防高等研究計画局:軍隊使用のための新技術開発および研究を行うアメリカ国防総省の機関)の共同研究って。。。オーロラだけが目的じゃなさそうな感じがただよっていますね。

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アラスカHAARP

さらに、アラスカのHAARPは、4エーカー(約1.6ha)の土地に、高さ72フィート(22m)、320kwのアンテナが360本設置されています。その後最大出力は170万kw、2.8〜10メガHzの強力な電磁波を放出可能だそうです。(参照:1994年秋プロジェクト:電離層を変化させる軍事計画 [3]
また、“なぜ360本も設置しているのか?”も気になりますよね★スッキリさせてくれるサイトがありました☆

1つの物理装置として、機械としてのHAARPというものは、「巨大なアンテナの群れ」のことである。これは「発信器の群れ」である。これから強力なパワーの電磁波を電離層に向けて放出する。そのパワーは、メガワットからギガワット、さらにはテラワットとか言われる。そういう装置である。ところが、衛星から地下資源を探索する場合の小型HAARPの場合は、30ワットというような微弱なパワーであるという。
では、なぜ群れなのか?
というと、それは、そうすると、現在では「位相配列方式(フェーズドアレイ方式)」という方法で、個々のそれぞれのアンテナの放出する電磁波の位相や強度のずれをコンピュータ制御して、電磁波をいっせいに放出すると、ホイヘンスの原理という波の重ねあわせの原理から、ある特定の方向にだけ電磁波を放出することができるからである。
HAARPモニター群から地震電磁波の方角を読み取る方法?:ホイヘンスの原理 [4]
水溜まりに上から水滴1つを落とすと、円形に波が広がるが、一直線に並ぶように同時に数滴落とせば、それに平行な波面がそれに垂直に進む。これと同じ原理である。それゆえ、群れが大きくなればなるほど、精度が増すのである。よりピンポイントに方向を制御できるようになる。
Kazumoto Iguchi’s blog [5]より引用)

●HAARPは世界中に(日本にも!)ある!!!
HAARP最新の設備基地の場所が、全世界二十数カ所あるそうです。(参照:In Deep [6]

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世界のHAARP基地


また、日本でも京都大学生存圏研究所として1984年に滋賀県甲賀郡信楽町にMUレーダーという名称で設置されていました!気象から超高層にいたる地球大気変動の解明が目的のようです。(参照:京都大学生存圏研究所 [7]

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MUレーダー

甲子園球場ぐらいの土地に、475本のアンテナで、出力は1000kwの電磁波を放出可能なようです。
日本にもHAARPがあったんですね。衝撃です。紹介ビデオ [8]によると、アジア初のHAARPらしいです。

●HAARPモニターって何?

HAARPモニターというものがあるらしいんです。どういうものなのでしょう?

一方の、私がいつもこのブログでメモしている「HAARPモニター」というものは、単なる小さなコイルの装置である。

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井口氏自作のHAARPモニター

これは、地磁気を計るための受信装置である。値段もそれほど高額ではなく、日本国内でも1万円程度のものである。この小さなコイルで上空の地磁気の変化を計る。それを時々刻々何分かごとに記録しているのが、このブログで言っている「HAARPモニター観察」である。このブログで「HAARPに地震波か?」と書く時の HAARPの意味は、この意味である。この装置を持つ観測所がアラスカの大学の研究所内に何カ所かあり、今現在見ることが出来るものがたったの3カ所なのである。

地磁気を計る装置であることが分かります。簡単に作ることもできちゃうんですね。
このHAARPモニターを見ると、実は地震を予知できてしまうらしいんです!

日本の地震学者(つまり、地震(=地殻震動)だけを研究する地球物理学者)のいう、「地殻の歪み」が生じると、これは時々刻々と動く、運動するため、言い換えれば、動的現象のため、岩盤が圧縮や引っぱりで割れる時にピエゾ効果により電磁気現象が生じるのである。これは岩石内部のイオンが飛び出し、プラズマが発生するのである。電荷粒子(電子やイオン)が運動する時には、かならず電磁波が放出される。この電磁波が空中の電離層に当たると反射されて、アラスカにも到達する。その時、アラスカ上空の電離層が振動する。これが、アラスカのHAARPモニターに波形として現れるのである。

とある農家の物語 [9]より引用)

(*1)ピエゾ効果とは、ある特定の方向から結晶に向けて力を加えることで、電気分極が誘起されて正負の電荷が発生する現象のこと
3.11大震災の時も、このHAARPモニターがかなり大きな地震電磁波をとらえていました!

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3・11大震災前後のHAARPモニターが捉えた地震電磁波

●HAARP=人工地震発生装置=“兵器”!?
このHAARP、実は、地磁気を受信するだけでなく、電磁波を発信して地震を人工的に起こせるという説がネット界ではかなり昔から言われているんです!
いろんなサイトでこのことが取り上げられています。

HAARPは、地球大気圏上層の電離層において、持続波かパルス波かいずれかの形で、途方もなく強力な電波を放ち、電離層を共振、「膨張」させる。HAARPは、公式の説明では電離層の科学研究のために創設されたことになっている。しかしそれは、建物や人々に対する爆発の影響を研究するために巡航ミサイルを打ち上げたと言っているようなものだ。

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HAARPは電離層を操作する。電離層を過熱したり、穴を開けるのだ。エネルギー波が地面に跳ね返ると、一定の範囲の振動の歪みを引き起こす。それが地震、火山活動、気象パターンの変動、極端な気象現象として現われ、人間の考えや知覚やその他多くに影響を及ぼすのだ。
 〜中略〜
いまだに人々はHAARPで地震を起こせるのかどうか問いただしている。彼らはふざけているのか?? そうしたテクノロジーの専門家、ブルックス・アグニューは、HAARPが地震のトリガーとなる能力をここで説明している
David Icke in Japan [10]より引用)

複数のロシア人および外国人のアナリストの主張によると、この米軍によるプログラムは実のところ、超強力なビームを生成する地球物理学兵器であり、表面上はそれを隠しているのだという。
 〜中略〜
「HAARPによって刺激を受けた電離層は、軍の各種ハードウェア——火器管制・誘導システム、攻撃目標修正装置、ナビゲーション・システムなど——に組み込まれた無線・電子装置に影響を与える。その結果、航空機やミサイルが故障することになる」と述べるのは、軍事・地球物理学専門家のAleksandr Plaksin氏だ。
HAARPプログラムの実施が招く結果は決してこれだけではない。たとえば核兵器と比較しても、地球物理学兵器の方がはるかに強力だ。ビームを発射する標的が英国ぐらいの国土であれば、瞬時に国全体を機能不全に陥らせることができる。
複数の科学者は、地球物理学兵器を使用すれば、単独の部隊が一国全体の経済活動をマヒさせ、数年は復旧できない状態にできる可能性がある、と指摘している。攻撃された国民は、通信手段もすべて使えなくなり、何が起きたのかも分からないだろう。
最も危険なのは、もしHAARPシステムが最大出力に切り替えられたときに地球がどうなってしまうのか、こうしたビームによる攻撃を受けて電離層がどのように反応するのか、同システムの開発者でさえも確実なことは分からないという部分だ。
WIREDVISION [11]より引用)

実は、3.11大震災もHAARPによる人工地震なのではという噂もいっぱいあがってきています。。。
ということで、次回は、「HAARPが人工地震を起こせるとしたら、どのようなメカニズムで発生するのか?」を追求してみたいと思います

[12] [13] [14]