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2012年どうなる!?厳しい経済情勢を乗り越える可能性 共同体企業ネットワーク

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あけましておめでとうございます。みなさん幸多き年となりますように。今年もよろしくお願いします。「2012年どうなる?」をテーマに、今日は厳しい経済情勢を乗り越えていく可能性について、考えていきたいと思います。


年末の「2011年を振り返る① [1]  [2]」では、昨年起きた様々な事件と、世界経済の混乱ぶりが紹介されていました。
 
中東民主化 大震災 米債危機 ユーロ危機 TPP問題
  
それら世界的課題が残る中、2012年もスタートを切り、引き続き、厳しい状況となっています。
 
右肩上がりの経済に期待できなくなっているわけですが、未だ私権に固執する(利益第一とする)企業群(その背景に金貸し)は数多く存在します。一方で世界経済は大混乱。大多数の人々は、私権に価値を見いだせず、活力を衰弱させ続けています。言わば、社会構造や人々の意識潮流に、企業経営が適応できていない状況。2012年は、それが、より顕著に現れる年となりそうです

 
その中にあって、日本には元気な企業が多数存在しています。企業紹介をリンクして見ます。ぜひ一読してみてください。
 
女性の充足力を活かし元気いっぱい菓匠 [3]
 
仲間への深い肯定視が生み出す組織力〜ヨリタ歯科クリニック〜 [4]
 
自然の摂理を学び追求力UP名南製作所 [5]
 
地域共同体をつくろうとされているコッコファーム [6]
 
地域活性化を軸に活力を生み出し続ける組織モクモクファーム [7]
 
どうでしょう?少し元気ポイントが見えてきたでしょうか?どうやら、彼らは単に商品を売っているわけではありません。商品を媒介に人間活動そのものを構築しているかのようです
 
そのため、企業経営は人材が全て。社員1人1人が、運営の当事者として主体性を保てる環境を、どの会社も大切にしています。その運営の中心は充足発。人をつなぎ、みんなを元気にする充足の土台が会社を支えているのですそんな社員自らがつくる共同体的企業だから、困難な社会状況にあっても、元気に立ち向かっています。
 
今年2012年は、厳しい経済情勢に加え、世界リーダーの顔ぶれが変わり、予測不能な社会現象も生じてくると思われます。社員みんなが、運営を任される当事者として、正確な社会認識と、みんなの期待に応えるための追求力も、持ち合わせていく必要がありそうです
 
各企業が単独で頑張るだけでなく、相互に手を取り、学び合いと活力上昇を加速させていく必要性が高まっています。元気な共同体企業と、そのネットワークによる認識の共有。この辺りに、これからの社会に適応できる企業運営の可能性がありそうです。そうして生産活動の場を拡げ、地域、社会をつくっていくのです。

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