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金貸し、窮地の暴略

金貸し=世界金融支配勢力(ロスチャイルド、ロックフェラー、欧州貴族etc)は、通貨発行権→中央銀行制度と金融技術によってマネーを支配し、そのマネーの力で軍・産・マスコミ・諜報機関を支配し、さらに、それらによって政治家・官僚を支配し、世界を動かしてきた。近代は、金貸したちの覇権闘争の歴史だったといえます。
 
当ブログ:金貸しって何? [1] 
 

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しかし、とりわけリーマン・ショックの後、世界中がずるずると紙幣の垂れ流しで現状維持を続ける中、彼ら金貸したちの動きも見えにくくなっています。
 
そこで今回シリーズでは、改めて現代史の流れを押えた上で、彼らが今何を考え、その覇権闘争の勢力図は今どうなっているのか、その中で、日本はどのような位置にあるのか、の追求を試みます。


今後、以下のような過程で追求を進めてゆく予定です。
 
●ロックvsロスチャvs欧州貴族の覇権闘争史の再整理
現代、特に1970年以降の金貸し覇権闘争の経緯を改めて押さえ、リーマン・ショック以降の状況を見ていく土台とする。この点の構造解明に関しては、2010年夏に開かれた「なんでや劇場 [2]」での追求が最も本格的なものなのでここでの議論を再整理します。

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●2000年代以降の金貸し謀略とその結果は?
リーマン・ショック前後、2000年代に入って世界で起きた主要な出来事について、それが金貸し支配の構図の中でどのような狙いを持ち、どのような結果をもたらしたのかを振り返ります。
 
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●金貸しが人々を騙し切れなくなってきた?それはなぜか?
おそらく、21世紀に入って以降、金貸しの支配戦略は彼らの思惑通りにならず、その結果、覇権闘争の構図も見えにくくなったことが考えられます。それはなぜか?を明らかにしていきます。
  
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●金貸しはどう動く?日本は?
追い詰められつつある金貸したちは、今後どのように動く(動いている)のか?それに対して、人々の意識の変化はどうなってゆくのか?その観点から、改めて現在の日本の状況と脱・金貸し支配の可能性を考えます。
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近代以降、極めて巧妙な手口で金融・法制・共認を支配し世界を動かしてきた金貸したち。しかし、とりわけ2000年代以降、彼らの「騙し」は露骨さ、無謀さを増し、その仕掛けは、追い詰められて暴挙に打って出ているようにすら見えます。この、彼らの窮地の(謀略ならぬ)暴略には、300年間の金貸し支配を終焉へ導く必然構造が潜んでいる筈。今回シリーズでその可能性を探っていきます。
次回、まずは、2010年なんでや劇場から、70年以降の金貸し覇権闘争の過程を振り返ります。

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