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2016年世界情勢はこうなる!9~国際謀略の舞台となってきたウクライナの攻防~

 

putin-ukraine [1] ウクライナクーデター [2]

ウクライナはいろいろな意味で、ナチス・アメリカやロシア:プーチンにとって重要な国であるという。

①サバタイ派の根拠地で、そのサバタイ派がナチスの母体となっている。『2016年世界情勢はこうなる!4~グノーシス派とナチスをつないだユダヤ教(サバタイ教団)~』 [3]

 

②国際謀略の舞台となってきた

ソ連=ロシア領土であったウクライナ等から、エネルギー、食糧等を密輸して来たウクライナ・マフィア=ドレフュスは、ウィスキー帝国ブロンフマン一族と一体化しつつ、世界最大の穀物商社カーギルとも一体化して来た。(中略)

このカナダのウクライナ・マフィアは世界の穀物流通の7割以上を「単独」で独占する「世界の支配者」に成長した。(中略)化学肥料も農薬も石油化学製品であり、世界の石油王ロックフェラーにのみ可能であった帝国建設と言える。『「緑の革命」の事例: 貧しい国を助けたいという善意と情熱だけでは、市場派に利用され片棒を担ぐ事になる』 [4]

 

③軍事機密を扱う「商社」で基KGBを母体とする「ディナモ・キエフ」がスパイとして暗躍

つまり、ウクライナを押えることで、プーチンは「国際謀略の舞台となってきたウクライナの内情」を全て知ることができる。一方、ナチス・アメリカはなんとしてもそれを阻止しなければならない。

 

そこでナチス・アメリカが仕掛けたのが「ウクライナ・クーデター」。しかし、それは失敗に終わり、プーチンが優勢となっている。

 

以下、崩壊するアメリカ 巻き込まれる日本~2016年、新世界体制の樹立~(ベンジャミン・フルフォード著) [5]

からの紹介です。

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■正当性のないウクライナ「クーデター」

 

そもそも論でいうならば、ウクライナの問題は、ロシアの「封じ込め」にあった。地政学的に言えば、旧ソ連(ソビエト社会主義連邦)の防壁だった東ヨーロッパ諸国のワルシャワ・パクト(ワルシャワ条約機構)が冷戦終結後に解体。ロシアの最終防衛ライン、この場合、NATO(北大西洋条約機構)との緩衝地帯はウクライナとなる。ウクライナが親EU政権になれば、ロシアはすべての防壁を失い、丸裸になる。さらに黒海との出入り口であるクリミアも失い、完全に封じ込められてしまうのだ。

 

もう一つ、重要なのは、米ソ冷戦後、ウクライナは国際謀略の最前線だったという点であろう。ウクライナは旧ソ連最大の軍需都市だった。旧ソ連のICBM(大陸間弾道ミサイル)、核開発、戦車、戦艦など、ウクライナで製造してきた。それがソ連崩壊で独立、ウクライナは武器商人達が暗躍する主戦場となっていく。

 

サッカー好きの人なら「ディナモ・キエフ」というサッカークラブを知っていよう。ウクライナの矢と呼ばれ、世界的なスーパースターとなったシェフチェンコが所属、UEFAチャンピオンズリーグでも活躍する名門クラブである。

 

そのディナモ・キエフは、単なるサッカークラブではない。ウクライナ政府から金(ゴールド)の取引、さらには原子力発電用の各技術を扱う正式のライセンスまで与えられていた。旧ソ連最高の軍事機密を扱う「商社」というのが実態だった。事実、ディナモ・キエフの経営母体は旧ソ連KGB(国家保安局・減FSB)で、独立後もウクライナ秘密警察が管理してきた。実は旧ソ連圏内で「ディナモ/ダイナモ(発電)」がつくクラブは、秘密警察管理下を意味している。

 

米ソ冷戦下、東側の強豪サッカークラブは西側の首都や大都市を自由に行き来できる。スパイ活動にもってこいだった時代の名残りなのだ。

 

それ故冷戦後、ディナモ・キエフのような組織を通じて旧ソ連の軍事技術や武器が大量に世界中へと拡散、世界各地で戦乱を起こしていく。実際、1990年代のウクライナでは、武器管理の査察が入ると軍需物資の倉庫が爆破、炎上するような事件が相次いでいたほどだ(当然、武器庫は空っぽだった)。

 

ウクライナを舞台に国際謀略を仕掛けてきたのは、言うまでもなくアメリカ、第1章で紹介したようにナチス・アメリカ、サタニストたちである。北朝鮮や中国への核技術の供与に始まり、アフリカ諸国の内乱内戦、旧ユーゴ内戦など、混乱に乗じて好き放題、やってきた。ウクライナはアメリカを裏から動かしてきたナチス勢力たちの重要な活動拠点となってきたのだ。

 

さて、そのウクライナに親ロシア派政権が樹立され、軍事同盟から経済同盟へ、再びロシアとの共同体関係に戻るという気運がウクライナ国内で高まっていた。実際、エネルギーの大半はロシアからの供給を受け、経済的な結び付きは強かった。特にウクライナ東部は、元々ロシア人が多く、再合併を望む国民は少なくなかった。

 

再合併となれば、1990年以降、国際謀略の舞台となってきたウクライナの内情が、全てプーチンに筒抜けとなる。チェルノブイリ原発事故(1986年)がただの事故ではなく、「闇の支配者」によって人為的に引き起こされた「テロ」だったという証拠さえもプーチンならば見つけ出すかもしれない。

しかし、最大の関心事だったのはアゾフ海で開発されている天然ガス資源だったのは言うまでもない。さらに、それを奪うことによる「冷戦」の復活、そして軍事予算の拡大だ。

 

もうお分かりだろう。

それで仕掛けられた謀略がウクライナのクーデターなのだ。

 

選挙で選ばれた政権をクーデターで打倒し、勝手にEUへの参加を表明したウクライナ「クーデター」政権に正当性は全くない。故に国際世論は批判的になる。ヨーロッパとアメリカ(「闇の支配者勢力」)は、次第にあせって、国際世論と悪化するウクライナ情勢の起死回生、一発逆転を狙ってでっち上げたのが、マレーシア航空機撃墜「テロ」だったのである。

 

 

■エアアジア8501便墜落事件(2014年12月28日)の真相

 

その意味で「2機」のマレーシア航空で志望したとされる計537名は誰も死亡していない可能性は高い。死体は元々死んでいたもので、搭乗者は、全て「工作員」、後で述べるがクライシス・アクターであろう。遺族として泣き叫んでいた人たちも同様、遺族という役割を与えられた「俳優」なのだ。

 

それを見て同情し、ロシアへの怒りや憤りを感じた人は、騙されているのである。

誰も亡くなっていないから良心的な「テロ」ということは断じてない。

なぜなら、アメリカ(闇の支配者)こそがマレーシアの旅客機を撃墜しているからだ。

 

覚えているだろうか。2014年12月28日、「3機」目となるマレーシア籍エアアジア8501便(インドネシア企業)が、突如、消息を絶った。このエアアジア8501便は、本当にアメリカによって撃墜された可能性が高いといわれている。

 

今回のウクライナ版ノースウッズ作戦では、マレーシア航空とマレーシア当局の協力が不可欠となる。マレーシアはアメリカの軍事力や「暴力」による圧力で、渋々、国際謀略の片棒を担がされた。これを快く思わず、反発していたのが、マレーシアのナジブ首相だった。先にも述べたよう、370便がインド洋方面、暗にアメリカ軍基地のある「ディアゴガルシア」に向かったと暴露したのが何よりの証拠だろう。

 

そのナジブ首相は、ノースウッズ作戦の全貌を告白しようとしていたという。その脅しとしてエアアジア8501便を「撃墜」したというのである。

こちらは墜落場所、遺体や機体の残骸も見つかっているが、墜落原因は不明で、突如、海面に衝突したことだけが分かっている。乗客乗員155名がなくなったが、そのうち16名が子どもだった。

これが「世界」で、今、起こっている現実であり、アメリカ(闇の支配者)が行なっている謀略なのだ。そして、それは数多くの謀略の一つでしかないのである。

 

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