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世界支配の構造:奥の院VSロスチャイルドの旧・新金貸しの闘い

今回のコロナ封鎖→株式大暴落→世界大恐慌を慌を引き起こし、中央銀行を破綻させる。

現在は中央銀行が発行し国家に貸し付けている紙幣を、国家が発行するようになる。それが中央銀行支配の終焉である。

しかし、命綱である中央銀行支配を断念するという決断をロスチャイルドにさせた。その背後にも、奥の院の意志が働いているはずである。

「奥の院」とは一体、何者なのか?

〇世界支配の構造:奥の院VSロスチャイルドの旧・新金貸しの闘い

・カルタゴの交易部族。セム人(ギリシャ・ローマ人やペルシア・イラン人と同系)

・2170年前、ローマ帝国に滅ぼされて、イタリア北部のロンバルディア地方(中心地はベネチア)やスペイン東部のカタルーニャ地方(中心地はバルセロナ)に再集結。本家はサボイ家。

◎反権力・反国家⇒小国家共同体志向(モナコ、ベネチア、スイスetc.)

◎武力に勝てるのは資力⇒徹底した現実直視≒事実の追求の姿勢

・金貸し業+雇い兵業(両国の対立を煽って、戦争を起こさせ、両方に金を貸して儲ける)で資力を蓄積してゆく。

・AD1100年~1270年、ローマ法王を唆して十字軍遠征7回。これを通じてサボイは騎士団(金貸し兼業)を欧州中に配置し、更に資力を拡大してゆく。

・1400年~1900年まで全ヨーロッパを支配したハプスブルク帝国に対する500年戦争。この頃、拠点をスイスに移す。この対ハプスブルク闘争の仕上げがフランス革命。止(とど)めが第一次大戦で、ハプスブルク家消滅。

・その間、1300年~1500年、金貸し主導でルネッサンス(イタリア・スペインが中心)。

・その間、1540年、宗教革命を起こすと同時に反宗教改革を旗印とするイエズス会を組織し、バチカンを支配(現在も)。

・17世紀、オランダのヘッセンが産業資本として頭角を現し、イギリスに進出。1690年、英王室を乗っ取り、以降、大航海、インド支配、産業革命を通じて急成長。18世紀、その金庫番となったのがロスチャイルド。

・19世紀はロスチャイルドが金融支配、産業支配、マスコミ支配。

・20世紀、アメリカでロックフェラーが急成長。奥の院がロスチャイルドを潰すためにロックフェラーにやらせたのが一次大戦。その結果、一次大戦後はロックフェラーが資力トップに。それに対するロスチャイルドの反撃が’29年のアメリカ(→世界)大恐慌。

・再び、奥の院の指示で、ロックフェラーがロスチャイルド潰しの二次大戦を仕掛けて勝利。以後、20世紀はロックフェラーが世界を支配。

(注第二次大戦で、奥の院と日本の天皇家が結びついた可能性大)

・この間、暴動による秩序崩壊を避けるために、不満分子を革命勢力に結集させて共産国家を樹立。一次大戦後のソ連、二次大戦後の中共。教育・医療の完全福祉で不満を解消。更にその後は東・西対立を作り出して、儲け続ける。(注奥の院の共産革命は、巨大国家における共同体が可能かどうかの実験でもあった可能性がある。)

・1980年代からロスチャイルドの反撃が始まる。それが東京市場のバブル化とその崩壊に始まる世界バブル化とその崩壊。この金融戦争でロックフェラーは敗け続け、遂に’08年リーマンショックでロスチャイルドの軍門に下った。(ロックフェラーの残党がテロを起こし続けてきたネオコンだが、それもプーチンによってほぼ封鎖された。)

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