- 金貸しは、国家を相手に金を貸す - http://www.kanekashi.com/blog -

日本の対米自立が始まっている。ドル暴落後2024~2025在日米軍撤退か?

バイデンの訪日と24日日米豪印クアッド首脳会談開催。
それに呼応する形で
・25日中露の爆撃機6機編隊の日本近海の周遊
・25日北朝鮮によるミサイル発射

ウクライナ戦争を機に結束を強める、ロシア側のBRICS、上海協力機構、中東の資源国とのつながり。そして、北朝鮮の祝砲?・・・それをけん制するようなバイデンの動き。

日本に対しそれ以外にも
・NATOを拡大して豪・日を入れる。
・米英豪の諜報同盟であるファイブアイズに入れる。
その一部である、米英豪による安全保障枠組み『AUKUS(オーカス)』、に入れる
・・・の誘いが日本政府に打診された。

しかし、日本政府ははっきりと断った。(4月13日松野官房長官)

また、4月20日の米ワシントンでのG20
鈴木俊一財務相と黒田東彦日銀総裁が、G7の欧米白人国家が退席した中で、唯一退席しなかったことが話題になった。日本が戦後初めて、アジア側に立った。

世界史500年のパラダイム、白人国家の騙しが世界を席巻した500年が、ウクライナ戦を契機に明らかに終わった。白人国家の騙しは通用しなくなり、力を喪失していく。それがドル暴落。

・・・・

●2022後半~2023年:ドル暴落、その後英米は孤立、日本の防衛的自立。
・豪がクアッドに入っているのは、アジアとの関係重視の布石と思われる。労働党政権に代わったら一気に英連邦から距離を置くだろう。
・ドル暴落後、ユーロ圏はロシアとの関係を回復。NATOを分裂させる。
ドル暴落後、アメリカはバイデン民主党の失政に押し付け、トランプ共和党が主導・分裂。世界から軍隊を引き揚げ、共和党と内陸部を中心に再建を図る。民主党地域(ニューヨーク・カルフォルニアなど)は分裂、内戦orカナダと一体化か。
・日本から在日米軍が撤退。その準備として、岸田の防衛力増強発言。
→最後に残るのはロスチャの牙城である英連邦(イギリス+カナダ)+アメリカ民主党派のみ。

※上記に見るように、既に日本の政権内では、アメリカからの離脱とアジア・ロシア重視はコンセンサスが確立していると見える。
日本の政権の課題意識として、
・ドル暴落の損失を最小限にするためにどうする?(保有米国債、ドル資産)
・在日米軍にどのように引導を渡すのか?
・アメリカべったりのマスコミや学者をどうする?

by タロウ

[1] [2] [3]