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拡大するBIRICS、アメリカによる従属国への引き締め、アメリカの内部分裂

BIRICSが続々と拡大している。

・BRICSへサウジ、イラン、トルコ、エジプト、アルゼンチンが加盟申請する予定。
ロシアが「新世界G8」を提唱 [1]:中国、インド、ロシア、インドネシア、ブラジル、トルコ、メキシコ、イランの8か国。
・米バイデンのサウジ訪問。
・ウクライナを支援してきた英国ボリス・ジョンソン首相、イタリアのドラギ首相が辞任を宣言。仏マクロンも?・・・・・・
・スリランカのクーデター:ラジャパクサ大統領はロシア制裁に同調せず、ロシアから石油を購入しようとし、アメリカからクーデターを起こされた?

この、世界的な文脈の中で安部暗殺は捉える必要がある。
アメリカ覇権の世界的な後退、拡大するBRICS、欧州は早々と首相交代(ロシア側へ?)、これまで従属していたサウジや日本を引き留めようと躍起になるアメリカ。
しかし、ウクライナ戦の状況を世界は正確に見抜いている。
・・・・

一方で、アメリカ内部。
分裂の様相。
昨年の大統領選後、ウクライナを巡る対ロシア戦を経て、国内が意思統一されたかと思えば全く違う。
米国では銃を持つ権利と堕胎をする権利に関しては、しばしば政治的に大きな争点となる。

リンク [2]より以下引用

●広がる中絶「禁止」の波 望まぬ出産、貧困連鎖も―米:時事ドットコム 2022年06月26日07時25分

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【ワシントン時事】米連邦最高裁が人工妊娠中絶の憲法上の権利を否定した。中絶の合法性判断は各州に委ねられたが、保守的な州は既に制限を強化し始めている。女性の選択肢が狭まり望まぬ出産が増えれば、貧困の連鎖を生むことが懸念される。
中絶の権利を擁護する米団体「グットマッカー研究所」によると、米50州のうち半数超の26州が一定の条件下で中絶禁止を検討。うち南部や中西部の13州は、最高裁判決が出れば自動的に制限措置を発動する州法を整えた。レイプや近親相姦の被害者さえ例外としない州も少なくない。
「全米一厳しい」と言われるオクラホマ州は、中絶手術の実施を「重罪」とし最長10年の禁錮刑を科す方針だ。テキサス州は中絶処置を施した医療機関などに対し、住民が訴訟を起こせる制度を導入。このほか、中絶を思いとどまらせるためカウンセリングを義務化したり、受診までの待機期間を設けたりと、規制の手法はさまざまだ。
一方、民主党の勢力が強いリベラルな州も判決に備え、妊婦や病院を保護する措置を講じてきた。ニューヨーク州は手術費用の保険適用やクリニックへの財政支援を提供。同州のホークル知事は24日、ツイッターで「中絶は安全で、常にアクセスできる」とアピールした。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022062500415

上記マップは、2020年米選挙時の色分けにそっくり。

●ドミニオン社の選挙不正とBLM運動の真の目的はそれぞれ米加両国の分割計画の推進と黒人国家の創設か?

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2020大統領選挙全州選挙結果
 

アメリカの統合軸は略奪と利益の拡大だった。西欧の植民地主義の果てに登場した国家がアメリカ。
しかし、ロシアの軍事的優位、中国の経済的優位、各国の戦争封鎖。中露を核に拡大するBRICS・・・。
アメリカは外に対しての優位を失い、同時に内部の統合軸も失った。分裂は時間の問題になってきた。

 

by タロウ

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