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【金による新基軸通貨】市場論・国家論19.明治維新と日本の闇勢力

金を巡ってアジアの王族たちと欧米勢力がせめぎ合っている。
つまり、アジアの王族は欧米の金貸しに対して金を返せと要求している [1]が、それに対して、欧米勢力はアジアやアラブの王族に対して、さらに金を放出するよう画策している [2]。この金を巡る攻防が、世界の趨勢を左右する。
このアジアの王族たちの一つが日本の天皇家である。

『るいネット』「市場論・国家論19.明治維新と日本の闇勢力」 [3]から転載。

・では、日本を支配する闇勢力とは、一体、何者なのか?それを解明するためには、明治維新にまで遡る必要がある。それまで無きに等しい存在であった「天皇」が、幕末に突如として表舞台に登場し、あっという間に天皇絶対の新国家が作られたのは、なぜなのか?要するに、明治維新とは何だったのか?

ここでも、権力支配の公理に則って見直せば、答えは割と簡単に見えてくる。

ロスチャイルドは、19C中頃、中国・ロシア攻略(清朝とロマノフ王朝の解体)の足掛りとして日本に目を付け、日本支配⇒新政権樹立に向けて工作を開始する。例によって、幕府を仏ロスチャが支援し、薩長を英ロスチャが支援するという二股戦略で、そのために’59横浜と長崎にマセソン商会(横浜はケズィック、長崎はグラバー)を設置。他に神戸、大阪、函館にも設置。
問題は、反幕府勢力の育成だが、’62英諜報員アーネスト・サトウの調査によって、長州と薩摩に存在する「田布施」という朝鮮人部落の存在と、その背後にあって長い間幕府に圧迫され、諜報・神社NWを保持して対抗してきた闇勢力(秦NWと八咫烏)の存在を知る。ロスチャは南朝復興を悲願とするこの闇勢力をロスチャイルドの代理人=反幕府勢力の中核として支援することに。
ロスチャと闇勢力による反幕府勢力の工作対象は、松蔭はじめ長州・薩摩の下級武士と京都の南朝派の下級公家と同じく南朝派の水戸の不満分子、および将軍慶喜。

マセソン商会--黒船の松蔭-上海の晋作-欧州留学5人組→長州クーデター
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ロスチャイルド   |-南朝派の水戸藩-水戸浪士:尊皇攘夷を掲げる不満分子
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闇勢力(秦NW)-南朝派の公家--将軍・慶喜
闇勢力の殺し文句は「我々のバックには世界を支配するロスチャがついている」
→公家や武士の不満分子は喜んで飛び付く

将軍は、ロスチャの脅し(勝ち目はない)+敗けいくさと引き換えに徳川家存続+南朝再興という話に乗った。仮に民を第一に考えても、ロスチャ支配は避けられず、せめて、日本中を内戦に巻き込むよりも、抵抗せずに無血開城した方が被害は少いという判断。

クーデターに成功すると、ロスチャは新政権に産業と軍備を強化させた上で、’94日清戦争、’04日露戦争に誘導し、資金支援。そして、本格的に清朝とロマノフ王朝の解体に向けて動き出す。
更にその後、1次大戦の覇者ロックフェラーの圧力を受けて、日本の闇勢力はロスチャからロックに鞍替えしてゆく。

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