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【世界情勢】中国のバブル潰し →世界金融危機と新秩序の始まりか?

先週末から中国の大手不動産会社である恒大集団(エバーグランデ)の経営難から、香港株暴落→世界中の株価下落。

気になるのは、これが
・中国の「富の再配分」と内政引き締め リンク [1]
・中国は不動産業界だけでなく、ネット大手アリババや滴滴(DiDi)といった民間企業に言いがかりをつけて、国有化しようとしている。
・中国の反金貸しネットワーク形成 リンク [2]
・・・これらの後に起こっていること。

また、日本の総裁選でも有力と考えられる岸田氏が「所得の再配分」と「新自由主義からの決別」を主張 リンク [3]しており、中国の路線と明らかに連動してきている。
アメリカ・イギリスも法人税増税へ転換 リンク [4] 。

コロナが中国発、世界に広がったように、中国の方針転換=従来のアメリカ主導の新自由主義との決別→「富の再配分」政策がじわじわと広がっている。(いずれ、GAFAなどのネット超企業も国有化?)


☆中国は、世界金融バブルをどうしようとしていのか?

・中国の不動産資本は、日本・アメリカの不動産も所有しており、バブルは共通。
・恒大の株を日本の年金機構が所有しているように、もし破綻すれば、世界的に連鎖していく可能性がある。

→中国はいずれ必ず破綻するバブルは潰し、実体経済を生かす方針。
中国経済に頼っている米欧日は、中国の金融バブル潰しの煽りを食らい、その分さらにQEでバブル化させて補填しようとするだろう。
しかし中国は、上記から意図的な世界バブル潰し(=金貸し潰し)に向けて、準備が整っているように見える。
世界のQEバブルと中央銀行制度を潰し、主要企業の国有化・富の再配分が青写真か?

 

by タロウ

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