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アメリカ・デフォルトは起きるのか!?-7 ~金主の存在を炙り出し、その思考性を探るための課題整理~

 テンプル騎士団 [1]王冠 

アメリカ・デフォルトは起きるのか!? シリーズはこれまで、以下の記事をアップしてきました。

-1〜プロローグ・・ロックフェラーはロスチャイルドの支配下に?〜 [2]

-2〜用意周到な計画〜  [3]

-3 〜金とドル最後の戦い〜 [4]

-4 〜アメリカは世界支配に向けた壮大な実験場!?〜 [5] 

-5 〜金貸しは国家を見限り、直接支配に乗り出した!?〜 [6]

  

そして、前回記事『アメリカ・デフォルトは起きるのか!?-6 〜欧州貴族は金貸しの暴走に危機感を抱き、直接戦略指示を出し始めた!?〜』 [7]で提起した、

 

>表向きの金貸し(ロスチャイルドやロックフェラー)ではなく、彼らに直接戦略指示を出し始めた金主(欧州貴族)に定める方が本質に迫ることができる道筋であると考えられる。
そして、金主が取る現代の戦略が見え始めたいま、今後の予測を立てるためには、金主の出自や思想性にまで遡って同化を試みていく必要がある。<

について、今回は、金主の存在やその思想性を数回に亘って探っていきます。

 

とは言っても、ロスチャイルドやロックフェラーが【裏】社会を200年余りに亘って操ってきたということは、ここ10年位の間にようやくその概要が分ってきたことです。

これは、戦争屋ロックフェラーが、「戦争反対」の世界共認により、その暗躍の場が狭められ、ロスチャイルドの牙城である金融世界に殴り込みをかけてきたことに端を発します。

そのことにより、両陣営がお互いの足を引っ張り合い、【裏】情報のリーク合戦に発展したことで、明るみにでました。

今回の追究対象は、ロスチャイルドやロックフェラーに資産の運用を任せてきた金主、言ってみれば【裏】社会のさらに【ウラ】つまりは【奥の院】の勢力で、中々情報が出てこないことは必至です。

故に、様々な周辺情報から仮説を立てて論理構成していく必要があります。

 

また、【裏】の【ウラ】社会を読み解く上での留意点として、ロスチャイルドやロックフェラーのようにネットや書籍等に名前が(頻繁に)出てくるということは、金主の使用人であり、金主の存在の【目くらまし】という側面もあり、これから展開する内容で登場する人物や団体等も【金主】そのものであることの特定は、今の段階ではできません。

一通り扱った後で、判断していかざるを得ません。

 

  今回は、以下の点に着目して追究していきます。

 ① 銀行制度を創ったのは誰か?

現代の市場の中心である【中央銀行制度】を作り上げてきた勢力とは、いったい誰なのか?ロスチャ、ロック以前の【銀行の設立の起源】に遡って系譜を辿る。

 

② 金本位制を導入したのは誰か? 

【紙幣】の起源である【金預り証】、【お金の信用】を裏付ける【金】。不況に強い【金】というように、米国債デフォルト危機に瀕し、【金】の動向にも着目しなければならない。そのためにも、【金本位制】設立の背景を探る必要がある。

 

③ 庶民の洗脳と勢力拡大の手法

これらの制度はどのように実現されていったのか?庶民をどのように巻き込み、洗脳していったのか?勢力拡大の手法を探っていく。

④ 拡大戦略の手法と経緯

大航海時代に代表される市場拡大の流れも、金融勢力が大きく関与している。ヨーロッパから、アメリカ、中近東、アジア、アフリカ等への植民地支配の動きと合わせ、勢力分布や【お金】の流れ、【金】の動きを押えていく。

 

⑤ 現代の主要勢力の関係

米国債デフォルトの次の流れであると見られる世界統一支配の動きの妥当性を確かめるべく、現代の主要な支配勢力の【ウラ】を押える。特に、TPPによる多国籍企業の利益確保に動き出したということから、金主が抱える多国籍企業の系譜を押えていく。

 

⑥ 思想的背景

金主が今後の世界をどのようにしていこうとしているのか?を探る上でも、彼らの出自から思想的な背景を押えていく。

 

⑦ 対抗勢力の動き

対抗勢力はいるのか?ネットで言われているロシアを初めとしたBRICs、中国やアジア王族等の対抗勢力は存在するのか?

 

⑧ アメリカ・デフォルトは起きるのか

上記を踏まえ、次の一手にいつでるのか?それはどういう方向性なのか?という未来予測にチャレンジします。

 

⑨ 日本の可能性

上記未来予測に対し、日本がどうなるか?どのような方向性があるか?将来の共認社会は開かれる可能性はあるのか?を扱っていきます。

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