2015-07-30

金貸し勢力のスパイの証言(3)~金貸しの手によってつくられた歴史が「正史」~

シンプソンジャックリーン

世界寡頭勢力(後に明らかになってきますが、金貸し及びその金主の意)の作り上げた特殊世界こそが「正史」と言い切るべラスコ。その歴史の一端を吐露しています。

「伝説の秘密諜報員 べラスコ」(高橋五郎著)を基に転載紹介

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◆汚れた赤マントに隠された秘密の現場

(前略)

べラスコいわく、私たちが住む世界は、ひどく汚染された赤マントに覆われている。ここでいう世界寡頭勢力の作り上げた特殊世界の壁だ。壁の内側の汚れた赤マントに隠された秘密の現場を、私は何度かのぞき見させてもらったことがある。マントの内側は、まるでキオスクに並ぶ派手な見出しの娯楽夕刊紙そのものだった。

 

●ベッドを盗聴器代わりにしていたのが米国の未亡人シンプソンだ。彼女は二番目の夫である元英国国王のウィンザー公の監視人を勤めた女だ。そんな企みを手配した男の一人は、須磨公使がスペインに赴任するころの駐英アメリカ大使ジョセフ・ケネディだ。ケネディは、金銀宝飾類の取引で成功してウォール街を私物化した金融商人らの一人だ。政治権力の旨味を知ったケネディは戦後になってその権力維持を息子に託した。ジョン・F・ケネディだ。が、ケネディは父親が金で買ってくれた大統領の椅子を暗殺でフイにした。その嫁ジャクリーンの父親は、娘にシンプソン夫人と同じ役目をさせた(これもユダヤ金融商人だ)。ジャクリーンは知り過ぎた女になった。ケネディの死後、ジャクリーンの監視役として、アリストテレス・オナシスという男がついた。「海賊」と呼ばれたこの男の財産は、スペイン内戦でフランコ将軍が外国から「寄付」させた船舶と航路権だ。オナシスはそれらを種に巨財を成した幸運な男だった。

(さらに…)

  投稿者 tasog | 2015-07-30 | Posted in 02.日本の金貸したちNo Comments »