2008-12-30

世界経済どうなる?!〜その7.金利ビジネスは無効化した?〜

とうとうアメリカがゼロ金利に踏み切りましたね。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20081217-OYT1T00168.htm

米連邦準備制度理事会(FRB)は16日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、短期金利の指標となるフェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を、年1%から0〜0・25%とすることを全会一致で決め、即日実施した。


しかし、99年以降、日本はすでに実質ゼロ金利が続いています。また07年サブプライム問題、08年リーマンショックといった金融危機を受けて、各国とも政策金利を下げてきています。このように、利下げは世界的な傾向となっています。
そもそも金利がゼロとは何を意味するのでしょうか?
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  投稿者 kknhrs | 2008-12-30 | Posted in 07.新・世界秩序とは?3 Comments » 

地方分権改革推進委員会が『第二次勧告』

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地方分権改革改革推進委員会の第二次勧告が、12月8日に麻生首相に提出されました。ところが、第二次勧告の内容は、今後の国の行方を考えると何か違和感を感じます。今日は、このあたりに、焦点を当てていきたいと思います。
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  投稿者 orisay2 | 2008-12-29 | Posted in 03.国の借金どうなる?17 Comments » 

世界経済どうなる!?〜その6.2009年はどうなる?〜

2008年も残すところ、あと4日 本年も当ブログをご愛読頂きありがとうございました:P (←ってまだ早い!?)
予てから基軸通貨ドルの崩壊、金融破綻を示唆し続けてきた当ブログ運営者である私たちにとっても、(実際に)金融危機を目の当たりにした2008年は、大転換の年であると同時に感慨深いものでもありました
さてプロローグはこの位にして、一部シリーズでお送りしている「世界経済どうなる!?」ですが、これまでは、
世界経済はどうなる!? 〜その1.この金融危機下で資産が増えている機関とは?〜
世界経済はどうなる!?〜その2.まだまだ増加中 FRBの資産について
世界経済はどうなる?!〜その3.金利と為替から見る経済状況〜
世界経済はどうなる!?〜その4.バクチ経済はなぜ起こったか
世界経済はどうなる!?〜その5.市場主義の背後にある意識の変化(日本)〜

とお送りしてきました
そして年の瀬を迎えた現在、やはり気になるのは今後(来年)どうなっていくのか?という点だと思います。そこで、今回からは今後の予測・展望について、現在進行形の世界情勢から分析していきたいと思います。
初回の今回は、直近の経済ニュースから関連性を追いかけいきます。
まずは、2009年の経済予測から・・・

いつもありがとうございます♪
     

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  投稿者 pipi38 | 2008-12-28 | Posted in 07.新・世界秩序とは?11 Comments » 

シリーズ「どうする?市場の独占支配」9

【第9回:アメリカの象徴「ビッグ3」の崩壊】
 
 
アメリカの実体経済と華やかで派手なアメリカンライフを象徴する自動車産業がいよいよエンスト。これは今のアメリカ国家を文字通りに象徴しており、各国(特に実体経済で先行する日本)にブイブイと圧力をかけ続け、自らの実体経済を疎かにしてメーターも見ずに幻想金融経済で突っ走ってきたアメリカがガス欠で終わりというC級映画並みのお粗末なエンディング。それでも動かそうと水で数倍に薄めたハイオクを入れまくって、「まだいける!」とのたまう今日この頃で、さすがのアメリカ国民も「もう動かん車に無駄な油を使うな!」と申しておりまして、車から人を放り出しても走り続けようという悪あがきが見苦しいです。まぁ〜、アメリカの象徴ですから、そこが終わるとアメリカ全体が痛いわけです。(前回は、こちら
 
 
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         フォードのalan mulally とGMのwagoner
 
 
しかし、自動車産業というのは裾野が結構広いんですね。ビッグ3がダメになると関連会社も道連れで、トヨタ、ホンダもアメリカで部品が手に入らなくなるし、アメリカ経済大打撃で消費もできない混乱に陥るということで、トヨタも「ビッグ3を潰さないで・・・」と御願いしているとか。大きな目でみると日独車独占の良い機会なのですが、どうせ復活の目は無いのですから、「静かに去って下さい。」という意味ならば正解かもしれません。どこも買収意欲も沸かないほど、アメリカの実体経済には信用はありません=終わりです。
 
ここ数日の動きをまとめますと・・・・
 

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  投稿者 cosmos | 2008-12-26 | Posted in 04.狙われる国の資産5 Comments » 

「新ブレトンウッズ体制はできるか?」その4 ロシアルーブルは多極通貨となれるか

ロシアの大統領は熊だってこと皆さんご存知でしたか・・・!? 
 
メドヴェージとはロシア語で熊を表すらしいです。 
 
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ロシア人=熊と相場が決まっています。大きく・強く・粗暴で貪欲という熊のマイナスイメージが、そのままロシア人になすりつけられているのでしょう。我々日本人も戦時中にはモンキーだったわけで、他国民を動物に例えて中傷するのは別に珍しい話でもありません。ただし、ロシア熊と日本猿との間には大きな違いがあります。猿と言われて喜ぶ日本人は一人もいないのに対し、ロシア人はむしろ進んで熊を自分たちのシンボルとして使う傾向があるからです。・・・古くはモスクワオリンピックのマスコットキャラが「小熊のミーシャ」だったことを考えると、ロシア人はむしろ熊に対して愛着を持っているとすら言えるでしょう。

(洞窟修道院様より引用リンク) 
 
熊とロシアについては多くの逸話があり、改めてご紹介しようと思いますが、今日は熊の国経済について紹介します。つい4〜5ヶ月前、原油価格の高騰でロシア市場は熊景気で沸き返っていました。・・・失礼、好景気です。 
 
国際通貨基金(IMF)による2007年 購買力平価ベースGDPはアメリカ、中国、日本、インド、ドイツ、イギリス、についで熊(ロシア)が世界7位。外貨準備高では、ここ数年の高成長を背景に海外からの投資資金が旺盛に流入し8月末時点で4,461億ドルと世界第3位の規模に達しています。 
 
世界金融危機と原油価格急落 
 
ところが、米国のサブプライム問題を発端とした金融危機の嵐はロシアにも直撃し、さらに原油価格の急落が火に油を注ぐ形でロシア経済に打撃を与えています。 
 
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9月17日RTS終値で5月19日高値の57.4%まで急落。前後してロシア政府は様々な対応をおこなってきましたが、果してその救済の効果はあったのでしょうか? 
 
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  投稿者 unkei | 2008-12-25 | Posted in 07.新・世界秩序とは?2 Comments » 

12/29(月)なんでや劇場〜金融危機と意識潮流の変化〜のお知らせ

今日は、今月29日に開催される『新しい講演スタイル—なんでや劇場』をご案内します。
今回のテーマは・・・『金融危機と意識潮流の変化』
なんでや劇場とは・・・・

『なんでや劇場』は、最新の社会状況や意識潮流から生まれるテーマをお題に、円形に座席配置された劇場型会議室で、みんなでより深い答え(=構造認識)を作り出す場です。
るいネットより)

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上の写真は大阪の会場。200人を超える参加者が、TV会議システムで繋いだ東京・大阪の2つの会場に集い、約3時間にわたって一つの社会的なテーマを議論・追求していきます。本ブログでの紹介は初めてですが、管理人もほぼ毎回出席して新しい認識を得ているお奨めのイベントです。
このテーマ興味ある!と思った方は続きをどうぞ。

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  投稿者 s.tanaka | 2008-12-24 | Posted in 未分類 | 4 Comments » 

日本金融史10〜ロスチャイルドの番頭、渋沢栄一〜


『日本金融史9〜イギリスがプロデュースした明治維新〜』とそれに続く、『暗躍する外交官と「金貸し」の支配戦略』でどうやら明治維新という日本における変革を成し遂げた背景に、『金貸し』の力が働いたと書きました
次はイギリスの金貸し(=ロスチャイルド家)が維新後の日本のマーケットをどのようにコントロールしていったのか、そして日本という国がどう変わっていったのか気になりますね 8)
そこで、イギリスに倣って新産業興隆、富国強兵政策を推し進めた日本に焦点を当ててみます
まず、明治時代の殖産興業を主導した人物として筆頭に挙げられるのが渋沢栄一です。
さて渋沢栄一とはどういう人物だったんでしょうか
三井総本家には三野村利左衛門という人物がいました。この人が明治はじめの三井の大番頭です。三野村は、優れた幕府重臣だった小栗忠順(上野介)の使用人だった人ですが、三井家をよく支えて幕末維新期を上手に切り盛りしました。
明治期に入り最初に日本との関係を深めた金貸しはロスチャイルド家でした。ロスチャイルド=三井を結びつける政界の窓口は長州藩出身の内務卿、井上馨。実務能力のない井上に代わって実務面の采配を振るった官僚のトップが渋沢栄一です。渋沢は生涯をかけて日本産業興隆に尽力した人物で、91歳まで生きて約500もの会社の設立に関わります。
日本の金貸し支配への変貌を探るにあたり、この『渋沢栄一』の生涯を追ってみました
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  投稿者 manaty | 2008-12-22 | Posted in 02.日本の金貸したち3 Comments » 

イギリスの経済を探る②

さあお待たせしました。イギリスの経済を探る②です!前回は「金余り状態→土地に投資先が向いた」で終わっていましたね。金余り状態は、1980年代にマーガレット・サッチャー政権が行った大規模な金融の規制緩和(金融ビッグバン)の結果、シティ(ロンドン金融市場の中心)の金融機関が外資系金融機関に買収されたこと(ウィンブルドン現象)によって発生しました。今回は、何故土地に投資先が向けられたのか?=住宅バブルは何故起こったのか?を探っていきます。
そもそも日本の感覚では住宅に投資するというのが理解できないですよね。日本では30年もすれば建物の価値なんてゼロに等しくなってしまいますから。ところが、日本の住宅の平均寿命30年に対してイギリスの住宅の平均寿命は140年なのです。イギリスに限らず自身の少ない欧米では建物の寿命は日本より長めです。ですからイギリスでは経年によって住宅の価値が減少することはあまりなく、それどころか改修の仕方よっては逆に価値が上がる事だってあるのです。日本の事情とは違い、古い住宅でも、きちんと手入れをして魅力的になっていれば、築年数に関係なく高い値段で売ることができるのです。

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  投稿者 catstar | 2008-12-21 | Posted in 未分類 | 1 Comment » 

G20の可能性を探る G20な国々②アルゼンチン

G20の可能性を探るシリーズ第2弾ということで、G20な国々②アルゼンチン共和国の紹介です。
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■アルゼンチン共和国(アルゼンチンきょうわこく)、
■首都:ブエノスアイレス
■面積:2,766,890km2(日本の約7.3倍、世界第8位の領土面積)
世界第8位の領土面積って結構大きいですね〜。
アルゼンチンと言えば・・・・サッカー?、タンゴ?・・・。
いやいやその他にも沢山ありますよ〜。牛肉、ワイン、金、野菜、穀物などなどいろいろ。
経済的な部分を中心にアルゼンチンという国を紹介していきます。
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  投稿者 watasin | 2008-12-20 | Posted in 07.新・世界秩序とは?3 Comments » 

G20の可能性を探る G20な国々①南アフリカ第2弾

前回紹介しました南アフリカ共和国ですが、その成立過程等について、もう少し色々調べてみました。




これはヨハネスブルグ中心部の写真。歩いている人影は皆無。自動車の数も信じられないほど少ない。
テナントが逃げ出し、ゴーストタウンのようになっているらしい。

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  投稿者 kato | 2008-12-19 | Posted in 未分類 | No Comments »