2009-06-30

6/28なんでや劇場レポート【前編】〜邦人が運んだ13兆円の正体は?ドル・米債はいつ暴落する?

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【104回なんでや劇場】①邦人が運んだ13兆円の正体は?②ドル・米債はいつ暴落する?
のレポート【前半】です。

【なんでや劇場】については、こちら をごらんください。 
この事件は、経済新聞として定評のある海外のメディア、イギリスのファイナンシャルタイムズにも取り上げられています。
リンク
前回の記事で、「邦人が運んだ13兆円の正体は?」についての概要、報道されている情報のおさらいはできたと思いますのでさっそく本題に入っていきたいと思います。
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  投稿者 d0020627 | 2009-06-30 | Posted in 10.経済NEWS・その他3 Comments » 

13兆円米国債密輸事件!!

偽造証券?:13兆円分密輸未遂で拘束の日本人 伊が釈放
 【コモ(イタリア北部)藤原章生】日本人男性2人が今月3日、計1340億ドル(約13兆円)相当の米有価証券をイタリアからスイスに持ち出そうとしたとして、イタリア当局に拘束された事件で、所持していた証券は偽造の可能性が高いことが15日までの毎日新聞の取材で分かった。また、今年4月上旬にも日本人が関与したとみられる別の偽造証券の押収事案があったことが判明。イタリア財務警察とコモ検察庁は、相次ぐ「巨額」偽造証券の背後に日本人を含む組織的な関与があるとみて捜査している。
 同検察庁は、在ローマ米大使館と連携し、押収した証券について調査。関係者によると、2人が所持していた米国債やケネディ債は「額面の大きさや発行年代が現存しない可能性が高い」という。イタリアの法律では、証券が本物の場合、2人には未申告輸出の容疑で巨額の罰金刑が科せられるが、偽物の場合、使用や提示がなければ処罰されないため、2人は事情聴取後に釈放された。在ミラノ日本総領事館は2人の所在を把握していないという。
 今年4月の事件では、日本人から依頼を受けたイタリア人男性が、額面200億ドル相当の日本国債の偽造品をスイスに持ち出そうとして、財務警察に押収された。

〜毎日新聞6/16記事より〜
 このように、マスコミは『米国債13兆円密輸事件』で偽造説が主流で流れていますが(イタリア当局は偽造と発表したのは事実ですが)、おかしな点が多々あります。以下に事件の経緯とおかしな点をいくつかあげていきたいと思います。


(http://www.adnkronos.com/IGN/News/Cronaca/?id=3.0.3396869573) 画像引用
 〜13兆円密輸事件の経緯〜
6月3日  イタリア‐スイス国境の町キアッソにて日本人2名拘束 → 同日 釈放
6月10日  与謝野財務相による「米国債への信頼は揺るがない」発言
6月11日  インターネットのニュースなどで同事件について報道
6月12日  イタリアでG8開催
〜 13日 
6月14日  (ようやく)同事件について新聞で報道
6月19日  イタリア当局が「米国債は偽物」発表
おかしな点は・・・と行く前に
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  投稿者 yhonda | 2009-06-29 | Posted in 10.経済NEWS・その他10 Comments » 

FRB資産状況090624:海外の米国債離れが始まった?

OneBillionDollarKennedyBond.jpg今月3日、イタリアとスイスの国境の町キアッソで、1345億ドル(13兆円)という途方も無い額の米国債をスイスに運ぼうとした邦人2名がイタリア財務警察に拘束された。この不可解な事件は別記事で扱うことにするが、揺らぐドル・米国債の信用を更に危ういものにするに十分な影響を世界に与えたかも知れない。・・・・・前回5月17日の記事はこちら

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  投稿者 s.tanaka | 2009-06-28 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨17 Comments » 

“夢”か“悪夢”かマグネシウム・エネルギー社会

6月13日のエントリー「新エネルギー:マグネシウム(Mg)の可能性を探る!」で予告したとおり、今日はこの新エネルギーを追究してみたいと思います。
まずは応援よろしくお願いします。800px-Mazda_RX8_hydrogen_rotary_car_1.jpg

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  投稿者 ohmori | 2009-06-27 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?1 Comment » 

朝鮮民主主義人民共和国と金貸したちの関係

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朝鮮空軍記念像
今回は、朝鮮民主主義人民共和国と金貸したちの関係について、解き明かしてみたいと思います。まずは、「日本人が知らない 恐るべき真実 研究ノート」よりまずは、国際金融資本と共産主義について歴史的な経緯から(リンク 
その前に応援よろしくお願いします。
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  投稿者 orisay2 | 2009-06-26 | Posted in 08.金融資本家の戦略5 Comments » 

食料自立への道を探る9.南米農業国との協力関係どうする?

穀物市場を独占し市場価格を操る穀物メジャー、種子独占企業のモンスター振りは如何でしたか。農業輸入大国日本にとって、こんなモンスター穀物メジャーに対抗しうる手立てはあるのでしょうか? 
 
食料自立への道を探る9では、穀物メジャーを有すると同時に、世界のパン籠と呼ばれるアメリカに対して唯一対抗し得ると目される南米諸国の躍進の姿と、日本の取り組みを取り上げます。 
 
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 (出典:農林水産省「世界の食料需給の現状」平成19年12月) 
 
この図は農産物貿易収支額の推移を示したものです。既に貿易収支額(黒字)では南米諸国(この図では南アメリカ)が群を抜いていることが分かります。農産物輸出大国と言えます。 
 
南米農業国の中心は何と言ってもブラジルとアルゼンチンです。(中央のキューバカストロ首相は偶然です)
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   (ブラジルのルーラ大統領)             (右がアルゼンチンのフェルナンデス大統領) 
 
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  投稿者 hassii | 2009-06-25 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?9 Comments » 

食糧自立への道を探る8.米国農業が生み出したモンスター

米国農業法の成立は、大恐慌後の1934年。農業経営を安定化させ、巨大な農産物輸出力を確立して、75年が経過する。 
 
この75年の米国農業の歴史が、巨大な穀物メジャー、種子独占企業というモンスター企業を生み出した。 
 
今回は、『自殺する種子—アグロバイオ企業が食を支配する—』(安田節子著、平凡社新書、2009年6月刊)を手掛かりにして、アグロバイオ企業の欺瞞に迫ります。 
今回のキーワードはターミネータ・テクノロジーです。 
 
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    (写真解説は不要ですね 😀 但し、シュワちゃん の加州財政破綻は注目)

ターミネータ・テクノロジーは、種子に致死性タンパク質を作る遺伝子を組み込む技術。
1世代目は播くと成長して収穫できるが、2世代目はこの遺伝子が発現し致死性タンパク質を生成し、種子の成長を阻止する技術。つまり、2年目は、収穫不能となる技術。
この技術により遺伝子組換え作物の種子は、自家採種ができない。つまり、遺伝子組換え種子を、毎年、種子企業から購入することになる。
アグロバイオ企業(代表企業はモンサント社)は、遺伝子組換え種子が、一人歩きをしない為に、この技術を開発した。

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  投稿者 leonrosa | 2009-06-24 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?3 Comments » 

■アメリカ金融史11〜孤立主義と膨張主義は表裏一体


前回記事は、こちら。 『■アメリカ金融史10〜アメリカ(人)の意識を統合する観念=自由』
  
  

今回の世界経済危機で、ドル・米国債の暴落はいずれ間違いない。
最悪、米が分裂・内戦化する可能性も指摘されている。
 
では、最強の軍を有する米が崩壊したとき、貧困の圧力がまだ強く、軍備強化に向かっている中・印・露etcは、どうするのか?
るいネット

  
アメリカ・ドルの崩壊をにらんで、こんな議論も起きています。
  
ここまでアメリカが世界に影響力を持つように至ったのは、アメリカの政策の中心に『膨張主義』(アメリカの思想・制度を世界中に広めて、影響力を拡大する)という考え方が支配的だからです。
  
ところが、歴史をさかのぼると、アメリカ合衆国誕生当時は、『膨張主義』とは正反対の『孤立主義』という思想が、むしろ支配的であったということが分かるのです!
  
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  投稿者 yaga | 2009-06-23 | Posted in 08.金融資本家の戦略6 Comments » 

G20な国々(番外編) EU

多極化へ進む世界の中で、一つの軸となることが確実視されるEU。今回は基礎知識のおさらいも含めてEUの歴史について調べてみました。

(ウィキペディアより)1957年から2007年までの加入国の変遷
 

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  投稿者 kato | 2009-06-20 | Posted in 未分類 | 2 Comments » 

為替で儲ける仕組み〜固定相場編〜

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前回の記事、通貨は投資家が決める 〜為替取引実態と為替の変動要因〜にあるように、変動相場制のシステムは、

為替変動を考える上でまず知っておくべきことは、この実需取引の割合が全為替取引の数%しかないことです。
残りの90%以上の為替取引は、国際資本取引によって行われます。
国際資本取引とは、平たく言えば巨額の資産移動です。(中略)
我々の使う「円」の価値や輸出入で儲ける企業の業績は、全てこの国際資本取引次第

の通り、資産を持つもの(=金貸し)に有利な(=莫大な利益を得られる)仕組みになっていることは明らかです。
さて、変動相場制に対して、固定相場制。実は、この固定相場制にも金貸しの儲けに繋がる大きな役割があったことが発覚したんです
まずは、固定相場と変動相場の移行の歴史から押えてみましょう

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  投稿者 mihori | 2009-06-19 | Posted in 08.金融資本家の戦略1 Comment »