2017-05-26
グローバリズムの巻き返しに対して、プーチン大統領の動きは
フランス大統領選挙での国民戦線の敗北、アメリカでのロシアゲート事件によるトランプ政権の混乱など、このところ、グローバリズム勢力の強力な巻き返しの動きが続いています。こうした状況を踏まえて、ロシアのプーチン大統領は何を考え、どう動こうとしているのでしょうか。
トランプ大統領とFBIの戦いの本質は、エリートと反エリートの戦い
FBIのコミー長官がトランプ大統領に解任されて以降、トランプ大統領へのバッシングが激しくなってきています。そこで特徴的なのが、米政府当局内部からと思われる情報の漏えい。トランプ大統領の問題発言についての情報が、マスコミにボロボロこぼれだしてきて、強力な反トランプ包囲網がつくりだされています。
本来、アメリカの官僚は、国民に選ばれた大統領の政策を推進するべく支援しなければなりません。たとえ自分の政治的信条と違う内容であっても、国民に選ばれた大統領の政策に従うのが大原則です。しかし、トランプ大統領就任後の状況を見ていると、明らかに官僚たちはトランプ大統領の足を引っ張ろうとしています。なぜ、トランプ大統領に対しては、そこまで反発するのでしょうか。
アメリカの金貸しは、ドル紙幣を乱発してぼろ儲け
『日本銀行』
学校の教科書には、「中央銀行は国家が暴走して紙幣を乱発する事を防止する為に、国家から貨幣発行権を切り離して、貨幣の番人を務めている。」と教えられる。
しかし、現実は、日銀総裁は国家の云うと入りに動き、紙幣を乱発して、国家は借金だらけになっています。
つまり、上記の説明は、誰かが得をするために作った嘘だと云う事です。
では第二次世界大戦後の、ドル・円経済体制の経緯を俯瞰してみましょう。
フランス大統領選挙はマクロン氏(グローバリスト)の勝利と言えるのか
フランスの大統領選挙が行われ、EUの継続を訴えたグローバリスト、新自由主義のマクロン候補が、ナショナリストのルペン候補を大きく引き離し、66.9%vs33.1%と倍以上の得票率で勝利しました。主要なマスコミは、こぞってマクロン候補が当選して良かったと伝えています。
しかし、今回のフランス選挙の結果をしっかり分析すれば、グローバリストの勝利と言える状況ではなく、実はグローバリストが崖っぷちまで追い詰められている状況であることが分かります。
憲法改正の議論は、歴史的合造認識から国家戦略に至る議論が必要。
石原慎太郎は、築地市場の移転問題で責任追及された時の対応を見て、もう年老いて判断力も低下したと思ったが、寄稿された文章は、世界観とその見解は括目すべき内容だった。
その内容は、、、、、。
◆敗戦国ドイツが民族を守るための降伏条件は
①憲法は自力で作る
②教育は自身が決める
③軍隊は(少数でも)残す
であった。
つまり、白人が民族を支配・消滅させる手法が上記の3項目だと認識しているから、国家・民族を存続させるために上記の条件をつけた。
一方で、上記3項目の逆の白人支配の方針で米国により支配されてきたのが日本だ。
有色人種で白人と対等以上に戦い白人支配に目障りな日本を半永久的に封じる事を目的に、戦後の連合軍(≒アメリカ)は日本支配を企て、未だ日本は奴隷的な支配下にある。
上記のような趣旨の寄稿だ。 マスコミは改憲を取り上げているが、実に薄っぺらな議論追求が多い。 国家・民族を守る為にも、その歴史的構造認識を明確にして、白人による金貸し支配にどう対抗するかの国家戦略を明確にする議論をしておく必要があると強く感じる。
北朝鮮問題やシリア内戦はアメリカ産軍複合体の生き残り戦略か
トランプ大統領は4月6日にシリアにミサイル攻撃を実施したかと思えば、そのすぐ後に空母カール・ビンソンを日本海に派遣し北朝鮮を牽制するなど、まるで映画かテレビドラマでも見ているかのような、派手な演出が続いています。トランプ大統領は何を考えているのか、北朝鮮との武力衝突は発生するのでしょうか。