2017-10-31

世界を操るグローバリズム-8~中央銀行という名の民間銀行は本来必要ない~

リンカーンジェームズ・ガーフィールドウィリアム・マッキンリーケネディ

中央銀行は必要ないことは、小学生でも少し考えただけでわかることとして、分かり易く解説してくれています。

確かに、民間銀行に国民の税金が使われているということは、誰から見てもおかしな話です。

 

歴代アメリカ大統領で暗殺のターゲットになった人には、中央銀行設立に反対した人や、中央銀行の機能を無力化してしまう政策をとった人たちが多くいるというのは、知っていましたが、これだけ並べられると、金貸しの非道さがよく分かります。

 

第16代エイブラハム・リンカーン、第20代ジェームズ・ガーフィールド、第25代ウィリアム・マッキンリー、第35代ジョン・ケネディ。

代表的な未遂事件:第7代アンドリュー・ジャクソン、第40代のロナルド・レーガン

 

以下、『世界を操るグローバリズムの洗脳を解く(馬渕睦夫著)

からの紹介です。

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■中央銀行という名の民間銀行は本来必要ない

世界の歴史の中でも最も不思議なものは中央銀行の存在です。どの国も中央銀行をつくって通貨を発給しています。それらの中央銀行は、日本も含めてほとんど民間銀行であるか、民間の資金が入っています。

 

そもそも民間の中央銀行というものが必要なのでしょうか。

 

アメリカは民間の中央銀行がない期間でも国家の運営ができていました。通貨の発給権を持つ中央銀行が必要なことはわかりますが、中央銀行が政府の銀行であってはどうしていけないのでしょうか。

 

現在は、政府が税収不足に陥れば、政府は当然のごとく国債を発行して借金をします。多額の国際は危険だという議論はされても、そもそも政府が必要な通貨を発給すればよいという議論は全くなされていないのが現状です。

 

最初から選択は歳出削減か国債発行かの二つに一つしかないのです。あまたの経済学者や経済評論家は誰も政府が通貨を発給する是非を論じてくれません。

政府の負債を解消する最善の策は、政府自ら通貨を印刷することです。小学生でもわかることですが、政府が必要な通貨を自ら印刷して供給すれば借金する必要がなくなります。しかし、なぜそうなっていないのか、世界の歴史の不思議です。

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反グローバリズムの潮流(オーストリア総選挙、右派と極右で連立協議)

96958A9F889DE0E0E0EBE2E6E4E2E3E4E3E2E0E2E3E5979394E2E2E2-DSXMZO2228852016102017000002-PN1-110月15日の行われたオーストリア総選挙で、中道右派の国民党が勝利しました。国民党の党首は31歳のセバスティアン・クルツ氏、世界最年少の首相が誕生することになりそうです。現在、極右派と言われる自由党と連立政権の協議を進めており、国民党と自由党の連立政権が成立する可能性が高そうです。両党とも、移民の制限強化を訴えており、反グローバリズムの潮流の高まりがうかがえます。

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  投稿者 dairinin | 2017-10-26 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

世界を操るグローバリズム-7~独立戦争も南北戦争も金融支配を巡る争いだった~

 

 

ジャクソン大統領 リンカーン大統領

アメリカ独立戦争から南北戦争につながる英米戦争は、通貨発給権を巡る金融支配戦争だったとのことです。

その間には、アメリカにも中央銀行が登場したり、廃止になったりと、国際金融資本家とそれを阻止する愛国派との攻防が繰り返されてきました。

 

その中でも特筆すべきは、第七代大統領のアンドリュー・ジャクソンと第16代大統領のリンカーンです。

ジャクソン大統領は、アメリカ2回目の中央銀行である合衆国第二銀行の期限満了に伴う更新を行わず、中央銀行存続を阻止しました。そのため、金融筋により暗殺されそうになりましたが、運よく逃れることができました。これがアメリカ大統領の最初の暗殺未遂事件とのことです。

 

リンカーン大統領は、ご存知の通り財務省発行のドルを発給し、経済政策を実行しました。当時のドル紙幣の裏側がみどり色をしていたことから、以来、ドル紙幣はグリーンバックと呼ばれているとのことです。(参考:アメリカの政府紙幣の歴史〜グリーンバック紙幣

 

しかし、人気4年余りで暗殺されてしまい、ここから国際金融資本勢力が力を増していきます。ちなみに、リンカーンの暗殺が大統領初の暗殺事件です。

 

暗殺の首謀者はイギリスのロスチャイルドであることはほぼ明白で、南軍に資金を貸して、南北戦争に持ち込んだのも彼。それに対し、北軍を支援し対抗したのが、なんとロシアであったとのこと。

この頃も、ロシアは反金貸しであったとのことです。

 

以下、『世界を操るグローバリズムの洗脳を解く(馬渕睦夫著)からの紹介です。

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 ■英米戦争は金融支配を巡る争いだった

アメリカに渡ったピューリタンたちは、アメリカに新しいエルサレムを作ろうとしましたが、イギリスはアメリカの独立を認めず戦争状態が続きました。

しかし、もはや独立は避けられないと考えたイギリスは、政治的には独立させても、金融的には支配することを狙いました。

 

イギリスといっても、イギリス政府ではなく、イギリス政府を動かしているロスチャイルドなどシティの銀行家たちのことです。

シティがアメリカを金融的に支配するには、アメリカにイングランド銀行のような、政府に借金させて通貨を波及発給するシステムをつくる必要がありました。

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反グローバリズムの潮流(ニュージーランドで反TPP政権が成立)

AS20170920003760_commL9月23日に行われたニュージーランドの総選挙、日本のマスコミでは殆ど報道されていませんでしたが、与党国民党が第一党を獲得しましたが、過半数を確保することができず、TPPの見直しを求める左派の労働党が政権を獲得する可能性が示されていました。

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  投稿者 dairinin | 2017-10-20 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

世界を操るグローバリズム-6~「敵を妥協せず徹底的に叩く」というアメリカの精神的背景~

 

アメリカ独立戦争 メイフラワー号

今回は、「敵を妥協せず徹底的に叩く」というアメリカの精神的背景について。

アメリカに移住したピューリタンは、「キリスト教原理主義」を貫いて、「エルサレムの建国」を「マニフェスト・デスティニー(明白なる使命)」として、西部開拓(実際は先住民殺戮)を推し進めた。

 

この「キリスト教原理主義」の精神性が連綿と続いているという。

「キリスト教原理主義」は聖書(:福音)絶対であるのと同時に、選民思想であるという。これが他部族みな殺しを正当化させているとのこと。

 

元々、ヨーロッパ自体が「古代・地中海周辺における皆殺し戦争の結果としての共同体の徹底破壊」(リンク)により、選民思想も登場してきているという背景があります。

 

ヨーロッパは、17世紀中頃に徹底殺戮の宗教戦争(:「神」と「悪魔」の戦い)をやめる条約を取り交わしました。しかし、アメリカ(に渡った移民)はその後も長きにわたって、みな殺しの殺戮を繰り広げてきたことが、今尚「敵を妥協せず徹底的に叩く」という精神性に繋がっているのだと思います。

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スペイン、カタルーニャ州独立の住民投票の不思議

DLE6RZlUMAAVLkTスペインのカタルーニャ州で10月2日に行われたカタルーニャ州独立の住民投票の結果は90%以上が賛成したことに注目が集まっており、カタルーニャ地方では独立の機運が高まっているのかと思ったのですが、実際にはさほどでもないようです。

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  投稿者 dairinin | 2017-10-12 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

世界を操るグローバリズム-5~ピューリタン革命でユダヤ人がイギリスに戻った~

 

クロムウェル 名誉革命

今回からしばらく、アメリカ建国の真実について扱っていきます。

まずは、アメリカ建国の切掛けになったイギリス:ピューリタン革命(1641年~1649年)

について。

 

史実は、表題にあるように、「ピューリタン革命はユダヤ人受入のための革命だった」ということです。

 

それまでイギリスは、400年近くに亘ってユダヤ人入国禁止としていました。それに対して、オランダのユダヤ人金融資本家が、クロムウェルに資金提供し実現させた革命とのことです。

 

その後、イギリスに宮廷ユダヤ人が入り込み徐々に勢力を拡大していきます。そして次に、彼らの意向が通るように王政から議会政治への道を開いたのが、いわゆる名誉革命(1688年~1689年)です。

 

これらを主導していたのが、主にオランダの金貸しで、有力者に資金援助したり、借金させたりして、その弱みに付け込んで、自分達の意のままの体制をつくってきたということです。

 

その5年後の1694年には、ついに本格的な中央銀行として、イングランド銀行が設立されました。

 

中央銀行は、「通貨は負債から生まれる」つまり「国王等が借金すればするほど通貨が発給される仕組み」で運営される錬金術機関です。その後、金貸しは世界各国に次々に中央銀行を設立していきます。

世界各国の民主化への戦争や変革、自由な経済活動推進への動きは、中央銀行設立とそれによる国家支配の動きといっても過言ではありません。

 

当ブログのタイトル「金貸しは、国家を相手に金を貸す」も、金貸しの動きに着目すると、本当の歴史:史実が分かるというところから命名されています。

今後共、金貸しの構造、動きを精緻に探っていきます。

 

 

以下、『世界を操るグローバリズムの洗脳を解く(馬渕睦夫著)

からの紹介です。

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  投稿者 tasog | 2017-10-11 | Posted in 07.新・世界秩序とは?, 08.金融資本家の戦略No Comments » 

クルド人自治区住民投票のきっかけは、北朝鮮の善戦か?

_98003357_4606b008-a973-475a-b153-b688c6e982059月25日にイラクのクルド人自治区で分離独立の是非を問う住民投票が行われました。投票の結果は、賛成票は92.73%、投票率は72.61%と予想通り賛成が圧倒的多数でした。

シリアの内戦が収束し、IS国の制圧も進んで、やっと中東も落ち着くかと思った矢先の出来事で、またCIAが裏で糸を引いて、中東の地域紛争を継続させ、軍需産業の飯の種にしようという魂胆かと思いましたが、アメリカは当事国であるイラクやトルコに次いで強く住民投票に反対を表明していました。この動きは、どこが仕掛けたのでしょうか。

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  投稿者 dairinin | 2017-10-05 | Posted in 07.新・世界秩序とは?No Comments » 

世界を操るグローバリズム-4~海軍が善玉で、陸軍が悪玉だと思わされてきた日本人~

デイヴィッドルーズベルト大統領山本五十六

 日本が大東亜戦争に参戦した理由は前回記事で紹介しました。

日本参戦は、日露戦争に於ける満州鉄道共同経営権破棄が発端とされており、実に40年も前から日本を攻撃する計画(オレンジ計画)が立てられていたのです。

 

状況からすると、金貸し⇒ルーズベルト⇒海軍(;山本五十六)の指揮系統で、参戦前から【日本敗戦】が決まっていたと思われます。

 

その証拠に、以前のブログで書きましたが、日本の勝機に繋がる情報をスパイ:ベラスコが送り続けたが、海軍はそれを無視したこと。ベラスコによれば、日本が勝機は4回あったと言っています。

 

もう一つも、ベラスコの情報ですが、山本五十六はフリーメイソンのメンバーで、日本敗戦の主犯格の人物ということ。戦死ということになっていますが、実は戦後ヨーロッパに逃れたとのことです。

 

真珠湾攻撃は、「日本が宣戦布告」したことにするための演出でした。

最新空母や艦船は湾外に避難しており、湾内は老朽艦のみ。おまけに、ルーズベルトの指示で、日本軍が攻撃しやすいような向きに艦船を配置移動までしてくれていました。

しかも、ハワイの司令本部や石油貯蔵施設はまったくの無傷。

 

これらのことからすると、海軍の南進作戦も【日本自滅】の一つだと思われます。また、その前から続く陸軍との対立構造も、金貸し【お得意】の二項対立の一環だとも見てとれます。

終戦後の東京裁判では、陸軍ばかりが罪を問われ海軍がほとんどお咎めなし、となったことや、その後のマスコミ報道からそれがうかがえます。

実際には、日本でも海軍の奥の院、つまりは天皇が絡んでいたことは間違いないでしょう。

この戦争で天皇財閥には巨額の資金が流れ込んできていることは、以前にも紹介しました。

 

参考:

『金貸し勢力のスパイの証言(11)~日本の勝利は確実だっだ~』

『金貸し勢力のスパイの証言(19)~山本五十六海軍大将の正体は世界秘密結社メンバー~』

『金貸し支配の構造⑥ 欧州金主と天皇の関係?(1)』

 

以下、『世界を操るグローバリズムの洗脳を解く(馬渕睦夫著)

からの紹介です。

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■海軍が善玉で、陸軍が悪玉だと思わされてきた日本人

大東亜浅草寺の日本軍は、戦後、「海軍が善玉で、陸軍が悪玉」と言うことになっています。陸軍が強引に誤った国策に日本を引きずり込み、国際的視野のあった海軍が反対したが押し切られた。我々はそのように思い込まされてきました。

 

しかし、真実は逆です。逆だからこそ、真実を隠すために海軍を善玉にして陸軍を悪玉にする情報を流し続けた人たちがいると私は思っています。

それは、事実を丹念に織っていけば簡単にわかります。誰もが知っているように、日米が開戦したのは海軍が真珠湾を攻撃したことが始まりです。ところが、戦後の東京裁判では、死刑に処されたA級戦犯に海軍軍人には一人もいません。文官の広田弘毅を除くと、死刑になったのは全て陸軍軍人です。

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  投稿者 tasog | 2017-10-03 | Posted in 07.新・世界秩序とは?, 08.金融資本家の戦略No Comments »