2022-02-27
世界情勢 ~ウクライナ、金貸しの狙いは新冷戦の構築・ドル防衛~
この間のウクライナ情勢経過を超簡潔に見ると(コロナ同様、相変わらずマスコミ報道は、偏向が酷いので要注意)、、
2月17日頃~ ウクライナによるドンパス砲撃
2月21日 プーチン、ドネツク共和国とルガンスク共和国の同意からロシア軍を派遣
2月22日 バイデン、「ロシアによるウクライナ侵攻が開始」と発表
2月24日未明 プーチンがウクライナ軍事作戦を発表、直後に攻撃開始
25日 それまで落ち込んでいた株が急騰し金が急落
27日 ロシアをSWIFTから排除発表
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金価格高騰はなぜ?
日本経済はアルゼンチンの二の舞にならないためにどうする?
かつて高度経済成長を実現してきた日本。
その影は遠くはるか昔。
円の価値が下がっている!でもあげているように、日本経済は低迷の一途を辿っている。
そんな中で、アルゼンチンと日本の経済の歴史が酷似しているという見解がある。
重要なのは歴史に学ぶことができるか。
今回はアルゼンチンの歴史から日本経済の可能性を見ていきたい。
カナダ発トラック運転手の抗議活動’Freedom Convoy’
カナダで国境を越えるトラック運転手にCOVID-19のワクチン接種を義務付けた国に対して抗議の意を示すために、長距離トラッ クの運転手が5万台、70kmの隊列で首都オタワに集結しているという。非常事態宣言が発令されたことで、あたかも暴動のように報じられるが、この抗議活動は‘Freedom Convoy’と称され、多くの国民の支持を得ている。
●ごまかしきれなくなってきた新型コロナ騒動。
カナダは豪州と並び、世界でも厳格なコロナ対策を講じた国。その政策を推進してきたトルドー首相は身の安全に危険を感じたのか、家族と米国へ逃亡。このような形の抗議活動に対して、時流を読むことに長けているイーロンマスクも支持を表明。
米国や豪州、ニュージーランド、オーストリア、オランダ、英国、イタリア、ブラジルなどに広がりを見せている。
ここにきて、ロックダウン、マスク・ワクチン強制も感染抑制に効果がなかったことが露呈。それどころかワクチンは薬害の懸念が大きいことが多くの人が知ることになり、このような動きを加速させている。
供給制限発インフレから金融覇権の崩壊へ、インフレが意味する未来像
最近の状況から
・世界的に、石油ガス石炭、銅、アルミ、肥料、半導体など、原材料の多くが値上がりや品薄になっている。
・ウクライナ情勢、原料価格、国際流通網の封鎖、ワクチン→カナダトラック野郎の道路封鎖、コロナ下の人手不足、・・・すべてがインフレにつながっている。プーチンがウクライナに侵攻すればさらにインフレは進む。
・米インフレは低所得層の生活を直撃→政界への圧力→ FRBは3月利上げ示唆。3月1日?あと2週間?
・しかし、全て供給側の制限によるインフレ。FRBの利上げでは対応できない。米政府も流通のボトルネックなどインフレ原因を一つずつ取り除こうとはしていない。
・FRBの緊縮が拙速的に進められようとしている。しかし、それは確実に巨大金融バブルを崩壊させる。 (さらに…)
目減りする通貨を用いた「デジタル・ベーシックインカム」の可能性
苫米地英人さんの「デジタル・ベーシックインカムで日本は無税国家になる!」という本が2021年12月に発行されました。
この中でのポイントは①目減りする通貨の可能性②ベーシックインカムの財源について
BIに対して賛成派、反対派の議論もよく目にしますが、そういった意見も受け止めつつ実現可能性を語られており、非常に面白かったので紹介いたします。
■①目減りする通貨の可能性
本書籍の中で提案しているのは「半減期通貨(一年で価値が半額になる)」
1万円が
半年後には7500円になり、1年後には5000円、2年後には2500円になる
そんな通貨可能なのか・・・
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経理係から始まったロックフェラー家・・・21世紀のプラットフォームは??
エネルギーを支配する者が世界を支配する。
18~19世紀の石炭(イギリス)
20世紀の石油(アメリカ)
21世紀は?
最近、「会計の世界史」という本を読んで、面白い節があったので紹介します。
久々に、米ロックフェラーの登場です。 (さらに…)
円の価値が下がっている!
デジタル通貨はドル依存脱却の可能性になりえるか
前回の記事[デジタル通貨の可能性と狙いー管理社会か民族自決かー]で書かせてもらったように、世界各国でデジタル通貨の流れが急速に早まっている。
各国共通の狙いとして、「自国を守る」視点が必ず存在するが、今回は中でもその原因となっている「ドル依存」について深堀していきたい。
デジタル通貨はドル依存脱却の可能性になりえるか。