2023-02-28
働くZ世代の意識調査~これからの社会はどうなる~
10年ほど前からZ世代(概ね1990年代中盤から2000年代終盤、または2010年代序盤までに生まれた世代)と呼ばれる若者が社会の担い手として働き始めました。
これからの日本を背負っていく若者の意識はどこにあるのか。意識調査を基に分析してみましょう。
トルコ地震で多くの建物が倒壊 ~背景にある「免除法」犯罪的精制度~
2月6日早朝、トルコ南東部とシリア北部の広い範囲で、強い地震が発生。その数時間後、先の地震の震源地から約60マイル離れた場所で、2度目の大きな地震が発生した。多くの被害者が出た大災害となり、今まさに避難、支援が続いている状況。今回の地震ではバイラクル地区のビル約20棟が倒壊し、犠牲者のほとんどが倒壊に巻き込まれた人だった。現地の声として多いのは「建物が怖い」「家に入れない」というもの。最近作られた新しいものも含めて大量の建物が倒壊した実態から、違法建築が横行していた疑いが濃厚になっている。
その背景には犯罪的ともいえる制度があった。
ハイリスクハイリターン文化が生んだベンチャーキャピタル2~スタートアップの聖地、シリコンバレーの勃興1~
前回記事
ハイリスクハイリターン文化が生んだベンチャーキャピタル1~19世紀の捕鯨業から始まるロングテール型投資システム
では、ベンチャーキャピタルと捕鯨業の投資形態が非常に似通っている事を切り口に、アメリカのハイリスクハイリターン文化が生んだ捕鯨業のエコシステムが現代VCへの脈々と受け継がれている事を整理しました。
今回は、スタートアップの聖地と言われるシリコンバレーの勃興に照準を当ててみたいと思います。 (さらに…)
オイルマネーを元手にサステナブルな未来都市プロジェクトが始動
SDG’sやカーボンニュートラルへの取り組みが全世界的に進む昨今、カーボンゼロを目指す大きな取り組みが世界的に広がる中、その先端を走るのはCO2排出の筆頭とも言えそうな石油大国。その大型プロジェクトが新たにまた始動しました。
先駆けとして有名なのはマスダールシティがあります。 (さらに…)
日本の通貨の歴史(7世紀後半~16世紀)~なぜ16世紀に宣教師は、日本に来たのか?~
現在の日本の通貨は、硬貨(政府が製造・発行する、五百円等の額面のもの)、日銀券(一万円札等)が使われていて、最近は、電子マネーといったものまで人々に流通しています。
一方、昔を遡れば古今東西で金銀銅などの素材が通貨の材料として使われていました。
今回は、いつまでも美しく光り燃えにくいことから、蓄蔵に適していたとされる金銀銅。
特に、16世紀は世界各地で流通している銀量の、実に「3分の1が石州銀」であったといわれ、石見銀山が当時の世界経済の一翼を担っていたこと、なにより多くの海外の貿易商人=宣教師が(キリスト教を布教にきたとされ)来日した本当の目的は何だったのか見ていきたいと思います。
国債危機 ~円が先に暴落するシナリオ ~ 極めて不安定な転換期に突入
昨年、
・ファンドの日本国債売り浴びせ →日銀による買取、国債購入が初めて100兆円を超えた。
その結果、日銀の国債保有率も初めて50%を超えた。
・年末、ヘッジファンドの国債売りに屈した日銀は、政策金利を0.25%上げた。
それによって円安はひと段落しているが、これは金利上昇→国債価値下落→金融危機の入り口なのかも知れない。
・その後、日銀は国債の引き受け手として、国内の金融機関低利で融資する制度を発表(市場の公的管理・護送船団)。
市場は日に日に管理色を強めている。
★ドルが先に暴落すると読んでいたが、どうも日本が先に暴落するシナリオが頭を離れない。
理由は、 (さらに…)
見えない戦争 ~“異常な”インフレの構造を読み解く(後編)~
前回は異常なインフレの発生原因を2点(通貨の過剰発行と需要>供給)押さえていきましたが、今回は異常なインフレを具体的に取り上げていきたいと思います。 (さらに…)