2006-10-31

年金制度の破綻への流れ

るいネットの投稿『年金制度の流れと、現在の年金バランスシート』(冨田さん)より
日本の年金の歴史が見えてきます。
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  投稿者 shijimi | 2006-10-31 | Posted in 03.国の借金どうなる?5 Comments » 

中国経済の意外な不安要因

 現在9%の成長を維持している中国経済に、意外な不安要因が懸念されている。
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 大量の人口が高齢化して、その割合を拡大しているため、崩壊した中国の年金制度は前例のない難問に直面している。
 中国では現在、全人口の11%を占める1億4000万人以上が60歳以上の高齢者で、アジアの高齢者全体の半分を抱えている。
 とりわけ厄介なのは、中国は比較的豊かになる前に高齢化が進展するということである。先進国では高齢化社会突入時の1人あたり国内総生産は、5千〜1万ドル超であるのに対し、中国の現在の1人あたり国内総生産は、わずかに1千ドルを超える程度である。

http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz06q4/516088/

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  投稿者 sakamoto | 2006-10-30 | Posted in 07.新・世界秩序とは?4 Comments » 

アメリカの国際収支の実態がわかった!!!

国際収支・貿易を調べていたら驚くべきことがわかった!
以下、「総務省・統計局 世界の統計 諸外国の主要指標」より
04年時点での主要国の経常収支状況(単位:100万米ドル)
(経常収支とは貿易収支・貿易外収支・移転収支のこと)
アメリカ -665940 イギリス -41880 フランス 4830 ドイツ 103430 ドイツ 103430 日本172060
と一目瞭然なのが、アメリカの収支の悪さ!
各国と比較してもダントツである。http://www.stat.go.jp/data/sekai/pdf/10.pdf
しかし、アメリカは実は他のところで穴埋めをしている。
それは、資本収支。
資本収支とは国際収支のうち、資本取引によるもの。
総額 612690(単位:100万米ドル)
経常収支でのマイナス分をスッポリ補う額だ。
つまり、アメリカは、貿易赤字を他国への資本取引において搾取しているのだ。
でも、こんなことが可能になったのも・・・。
>マネー経済が急拡大した背景には、国際間の垣根を取っ払い世界の金融市場をオープンにするグローバリゼーション化が大きく作用した。これはアメリカの支配戦略の結果に他ならない。そしてこの表と闇の使い分けは劇的な効果を生み、今や世界のほとんどがアメリカの市場戦略に組み込まれてしまった。
http://www.trend-review.net/bbs/bbs.php?t=200&o=10466&k=30#17664
もう完全にアメリカペースで世界経済が支配されてしまっている。
このままではマズイ!!! どうする???

  投稿者 watasin | 2006-10-28 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨3 Comments » 

日本の未来・・安倍晋三でいいの?3【格差問題】

シリーズ 日本の未来・・安倍晋三でいいの?今回は格差問題です。
参議院補欠選挙、2連勝で浮かれる安倍政権。実際は無党派は動かず、公明党だのみの安倍政権であることがはっきりしまいた。無党派は今のところ、静観中のようです。そして、無党派を惑わしているのが安倍の殺し文句「再チャレ」でしょう。今日はここを考えてみます。
再チャレンジ制度の具体化、そして「フリーターをピーク時の80%に削減する」と所信表明では明言しています。

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  投稿者 postgre | 2006-10-25 | Posted in 10.経済NEWS・その他7 Comments » 

食糧自給と飢餓問題

総務省が発行している世界の統計の中の第4章農林水産業の中に、主要農産物の生産量がある。
リンク

この中で、穀物の生産量の数字からは、多くの南の国の食糧生産能力が非常に高いことが分かる。
例えば、米の生産量をみて見る。
インドネシア5200万トン、バングラデシュ3800万トン、ベトナム3450万トン、タイ2700万トン、ミャンマー2460万トン、フィリピン1400万トン。
因みに、日本は970万トンである。
日本の食糧に占めるお米の比率は大幅に下がっているが、この日本の米生産量と比較してみると、
南の米生産地帯は、膨大な人口を養えるだけの農業生産力を持っている。
バングラデシュの人口は日本と同じ1億2千万人。インドネシアは2億人。
米の生産量からみると、バングラデシュやインドネシアは、十分な食糧自給率(穀物自給率)を確保している。
同様に、熱帯や亜熱帯に位置するアフリカ、中南米の諸国は、作物は異なるが、国土の生産力は、十分その国民を食わせる生産力を持っている。
しかし、先進国からの「飢餓、栄養不足の国」として、多くの開発途上国がリスト化される。
そして、「緑の革命」と称して、多収量の品種をバングラデシュに投入している。
どこか、おかしい。

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  投稿者 postgre | 2006-10-21 | Posted in 06.現物市場の舞台裏4 Comments » 

食料事情においても、早急なる認識転換を求められている

我が国は、豊かで多様な食生活を享受している反面、カロリーベースで食料の6割を輸入に依存している。主な輸入農産物の生産に必要な海外の農地面積は約1,200万haと試算され、国内の農地の約2.5倍に相当する面積を海外に依存していることになる。また、農業用水でみると、10年の国内の農業用水量が586億トンであるのに対し、主な輸入農産物の生産に必要な海外の農業用水量は439億トンに達しているという試算もある 。
 なお、生産地から食卓までの距離に着目し、食料輸入量に輸出国から我が国までの輸送距離を乗じたフード・マイレージを試算したところ、我が国の<平成>12年のフード・マイレージは5千億t・kmとなった。これは国内における1年間の全貨物輸送量にほぼ匹敵し、韓国の3.4倍、米国の3.7倍の規模である。さらに、輸入量と輸送距離のほか二酸化炭素の排出量に着目した試算 によれば、1トンのブロッコリーを米国のカリフォルニア州から消費地(神戸市)まで輸送した場合の二酸化炭素排出量は509kgであり、国内の産地から輸送した場合の64kgと比較すると8倍になっている。 (さらに…)

  投稿者 postgre | 2006-10-20 | Posted in 06.現物市場の舞台裏7 Comments » 

食料自給率から見えてくるもの・・・!

世界の国別主要農水産物の自給率をみると、穀類、砂糖、いも、豆、野菜、果物、肉、卵、魚介が詳細に並んでいます。
リンク

日本の自給率の低さは、誰しも漠然と不安視しているくらいの関心でしょうが、よく「腹が減っては戦ができない」と言われるくらい食料確保は本能と一体のものであり、とりわけ主食は世界の国々にとって国民の基本的な生存と生産活力を規定していると言えます。
そこで世界各国の主食である穀類(米、小麦)の自給率に注目して見て行くと、大半の国は60%〜242%の中で、日本、韓国、マレーシア、オランダ、アルジェリアの20%台、次にサウジアラビア34.8%、ポルトガルの32.8%と極端な数字に目が行きます。主食の穀類の自給率が、これほど低いのは、その国の気候、歴史、経済に、それぞれの事情がありそうです。

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  投稿者 postgre | 2006-10-19 | Posted in 06.現物市場の舞台裏4 Comments » 

日本の未来・・安倍晋三でいいの?2【外交戦略】

日本の未来・・安倍晋三でいいの?シリーズ 第2段。今回は「外交戦略」
①世界とアジアのために日米双方が「ともに汗をかく」体制
②拉致問題・核・ミサイル問題等、北朝鮮問題の解決

が所信表明のポイントなんですが・・・・

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  投稿者 postgre | 2006-10-19 | Posted in 10.経済NEWS・その他5 Comments » 

将来の年金のあり方〜デリネン♪

年金制度は破綻に向かってる😥 私達が収入の20%をおじいちゃんおばあちゃんを支えるために払っても,その殆どは,貯金に回ってしまって,外資に吸い上げられるだけであったり, かわいい孫のお小遣いや生活費に消え(働かなくても食べていける)ニートを増やすだけとなっているのではないだろうか 。(少なくとも私の親戚の老人達の8割はそう) 2000年で「3.4人の労働者で一人のお年よりを支えていた 」のが,2050年では「1.4人で一人のお年よりを支える 」ようになる事を考えると,年金制度を続けるなんて無理でしょう ・・・て思う。

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  投稿者 shijimi | 2006-10-18 | Posted in 03.国の借金どうなる?5 Comments » 

『厚生年金をバランスシートで斬る』を斬る

厚生年金をバランスシートで斬る一橋大学教授 高山憲之 『エコノミスト』2004 年 7 月 6 日号

>厚生労働省は年金制度改革後における厚生年金のバランスシート(貸借対照表)を 2004 年4 月下旬になってようやく公表した。巨額の債務を抱えた年金問題の本質は、バランスシートを見なければわからない。過去のツケを若者や将来世代に負担させる厚労省の改革は、明らかに間違っている。<

年金改正法案は2004年2月に国会に提出され、衆議院を5月に通過、6月に参議院可決成立しました。改正案の骨子となっているのが、『保険料の引き上げ』『給付の引き下げ』であり、その根拠となっているのが厚生年金のバランスシートということになります。つまり年金改正法案がこの債務超過を単に将来に先送りにしているだけということを問題指摘しているようです。

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  投稿者 mtup | 2006-10-17 | Posted in 03.国の借金どうなる?4 Comments »