2013-05-30

大恐慌の足音・企業は生き残れるか?第13回〜テレビ局・新聞社の苦境〜

今回はマスコミ(テレビ・新聞)の経営状況を扱います。
これまで電機業界、自動車業界、小売業界、飲食業界を扱ってきましたが、比較的財務内容が良い企業ですら、市場縮小の外圧を受けて商品やサービス向上、経費の削減はもちろんのこと、一段の「リストラ」を進行させていることが分かりました。
その中で、マスコミ業界は各業界からの広告料収入に拠るところが大きい業界ですが、市場縮小の影響をどの程度受けているのか?調べていきたいと思います。
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  投稿者 wabisawa | 2013-05-30 | Posted in 未分類 | No Comments » 

貨幣はどこから生まれてきたのか? 西洋編 第1回:4000年も前からシュメールで価値の尺度として使われていた”銀”

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これまで数年に亘って上昇基調にあった金(ゴールド)が、4月15日のニューヨーク市場で突然に大暴落しました。下げ幅は2日間で200ドル超で、これは1980年以来の記録的下げ幅です。

金が一オンス1334ドルまで売られ、引けは1352ドルとなっていましたが、トレーダーの中には「失踪」したものが出たとも言われる位、大混乱に陥っています。
 
銀も12%を超える暴落となっており、もはや売りが売りを呼ぶ状態になっており、市場はパニックに陥ってきています。
 
今までのETFバブルが崩壊してきたもので、今後、何度も指摘していますが、金は一オンス900ドル台にまで下落し、そこで一旦は「休憩」するでしょうが、その後は600ドル台にまで下落し、ETFバブルが終わります。
即ち、高値から3分の一になって、相場が落ち着くことになります。
 
また今の円安が終わり円高に向かうことになり、一ドル85円台に向けて円は急速に買われるかも知れませんが、不確定要素があまりにも多く、いつ何時、破壊が起こるかわからない状態になっています。
 
この破壊は金・銀・原油・穀物相場の崩壊で、新興国・オーストラリア・NZ経済の打撃からこれら通貨の急落を招きます。

「暴落(金:1334ドルまで)金と銀が暴落の危機。」より
 
金の暴落が問題視されるのは、金が貴金属の中でも特別な位置にあり貨幣と同等の価値を持っているからで、’01年以降の金価格の異常な高騰も含めて、この間の金価格の動きは貨幣価値自体の信認が揺らいでいることを示しています。
 
さて、”金が貨幣と同等の価値を持っている”というのには歴史的な背景があり、’71年のニクソンショックが起きる前までは、紙幣は”金兌換紙幣”と呼ばれ、紙幣を銀行に持っていけば金と交換することができました。    
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(1963年に発行された20ドル紙幣ですが、丸囲の部分に「要求に応じて持参人に支払います」と兌換紙幣であることが記載されています) 
 
金と紙幣が交換できるのはなぜなのか、紙幣が登場した経緯をみてみると、その理由が明らかになります。
 
続きの前に  いつもありがとうございます

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  投稿者 watami | 2013-05-29 | Posted in 08.金融資本家の戦略No Comments » 

【幕末維新の代理人】代理人認定#4 大久保利通 〜大久保利通が作った体制は金貸しに貢献したが、彼は代理人だったのか〜

 大久保利通は、維新の三傑(西郷、大久保、桂)の一人。殖産興業(欧米に追いつき追い越す)、富国強兵(武士身分の廃止、国を守るために農民まで兵士にしようとした)、廃藩置県による中央集権化などの実現に最も貢献しました。
 伊藤博文は大久保の遺志を継いで殖産興業、富国強兵を旗印に、政治的には立憲君主制に基づく中央集権国家の確立、経済的には近代資本主義の確立に向って邁進していきました。
 結果的に大久保が礎を築き、伊藤がその意思を継いで金貸しが目指す世の中に変えたと言う事になります。はたして、大久保利通は金貸しの手先だったのでしょうか。伊藤とはどのようなつながりがあったのでしょうか。
 西野神社のブログ:大久保利通という漢の生き様
から大久保利通の紹介をしながら、解説します。
ファイルをダウンロード
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画像はこちらからお借りしました。

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  投稿者 norio | 2013-05-28 | Posted in 02.日本の金貸したちNo Comments » 

『世界経済の現状分析』【20】〜アラブの春から2年 中東情勢の現状〜

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画像引用先

前回は、ASEANの現状分析からアジア分裂を狙う米国の存在について調査しました。
今回は、「〜アラブの春から2年 中東情勢の現状〜」と題して、その後の中東情勢をみていきたいと思います。
「アラブの春、民主化運動」から2年が経過した中東。始まりは、チュニジアでのジャスミン革命から始まり、エジプトなどの他のアラブ諸国に反政府運動が波及し、リビアではカダフィが政権の座を追われ、長期独裁に終止符が打たれることになりました。
また、若者を中心に普及したソーシャルメディアという新しいメディアが、急速にアラブ諸国に騒乱が波及することに影響したなどと当時は伝えられていました。

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  投稿者 seya | 2013-05-24 | Posted in 10.経済NEWS・その他No Comments » 

新たなバブルが始まった?(4)〜知ってる?アベノミクス〜

’12年の自民政権「アベノミクス」が打ち出され、株価と支持率が上昇する中。

景気回復の報道が相次いでいます。

今回は超入門編
当たり前すぎて今更人には聞けない!!

そもそもアベノミクスって何?

を、紹介したいと思います。

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  投稿者 y-sanami | 2013-05-20 | Posted in 未分類 | No Comments » 

新たなバブルが始まった?(3) 70年以降バブルの崩壊構造 日本〜世界経済 パート②

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みなさん、こんにちは
アベノミクスの正体と、仕掛け人を明らかにし、いつバブルがはじけるのか?その後の影響は?といったところを追求する、今回のシリーズ「新たなバブルが始まった?」。
 
前回の記事「新たなバブルが始まった? 70年以降バブルの崩壊構造 日本〜世界経済 パート①」では、アベノミクスの追究に入る前談として、1970年代以降、日本〜世界で生じたバブル経済に着目し、日本の90年バブルアメリカのITバブルについて調査しました。
 
今回の記事、「新たなバブルが始まった? 70年以降バブルの崩壊構造 日本〜世界経済 パート②」では、サブプライムローン問題リーマンショックREIT証券について見ていきます

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  投稿者 yagu70 | 2013-05-16 | Posted in 08.金融資本家の戦略No Comments » 

新たなバブルが始まった?(2) 70年以降バブルの崩壊構造 日本〜世界経済 パート①

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アベノミクスの正体と、仕掛け人を明らかにし、いつバブルがはじけるのか?その後の影響は?
といったところを追求する、今回のシリーズ「新たなバブルが始まった?」。
今回の記事、「70年以降のバブル崩壊の構造 日本〜世界経済 パート①」はシリーズ第1段 アベノミクスの追究に入る前談として、1970年代以降、日本〜世界で生じたバブル経済に着目し、時系列順に確認していきます。(サブプライム問題、リーマンショックについては、次回のパート②で書く予定です。もう少々お待ちください

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  投稿者 yagu70 | 2013-05-11 | Posted in 08.金融資本家の戦略No Comments » 

お金はどこから生まれてきたのか?〜コラム☆ヤップ島の大きな石のお金♪

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これ、皆さんご存知ですか?東京の日比谷公園を有楽町側から入り池の端沿いに少し歩くと直径1メートルほどの丸い石の固まりがさりげなく置かれています 実はこれは石貨と呼ばれている貨幣らしきものです これはまさに原始人の漫画『はじめ人間ギャートルズ』に出てくるお金♪実際にはこんな大きいお金はありえないだろうって思っていたのに、実在していたことに、中年世代の方はびっくりされていました〜☆
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さて、日本では石貨なんて使われていないのに、“どこのお金〜???”って思われると思うのですが、遠く南に3700キロ離れたミクロネシア諸島のヤップ島から運ばれてきたものなんです♪
ヤップ島では、この石貨、現在でもUSドルと併用して使われています^^
市場では、USドルを使用し、結婚のときの結納・いざこざのときの仲裁・トラブル時の謝罪の証・土地の売買などに石貨を使っているようです。
 
石貨は、なんと500km離れたパラオからカヌーで1週間ぐらいかけてヤップ島まで運び込まれていました。現在では、石貨の数は12000個にのぼるそうです。
ヤップにはとある伝説があります☆「昔、ヤップの探検隊が海上で方向を見失って偶然パラオにたどり着き石灰岩を見つけました。隊長は、この石を魚の形(ストーンマネーの現地語『ライ』は『鯨』と同音異義語なのだそうです!!)に切り出すように命じたのですが、あまりにも大きく重すぎて運ぶのが大変だったのか、彼らは石をもっと小さいサイズの満月の形に切り出し、棒を差し込んで肩にかつげるように真ん中に穴をあけました。」
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このような背景があって丸く、そして穴の開いた形になっていったのですね(^O^)
さて、この大きな石で作られた石貨はどのように生まれたのでしょうか〜?今回はその謎に迫ってみたいと思います♪

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  投稿者 MaririR | 2013-05-06 | Posted in 08.金融資本家の戦略No Comments » 

『世界経済の現状分析』【19】〜ASEAN・アジア分裂を狙う米国TPP

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前回から今後の経済発展で注目されるASEANについて注目しています。
今回は、ASEANを中心とする経済圏と周辺国の状況を整理し、日本を狙うTPPとの関係はどうなっているのか?について追求していきます。
まず前回のデータから、ASEAN諸国の主要貿易取引先を見てみると
1位:中国 18.1%
2位:日本 14.1%
3位:EU 13.1%
4位:米国 12.0%
5位:韓国  6.3%
米国・日本は、ASEAN貿易でトップを中国に奪われています。
ASEANの工業化を支援してきたのは、日本ではなかったのか?
米国は4位。オバマ大統領2期就任後、まずASEANへ。
今、ASEANをめぐって何がおきているのか?
過去の『世界経済の現状分析』シリーズは以下をご覧ください。
『世界経済の現状分析』【1】プロローグ
『世界経済の現状分析』【2】米国経済の現状(ファンダメンタルズ)
『世界経済の現状分析』【3】米大統領選の分析その1(両候補の政策の違い)
『世界経済の現状分析』【4】米大統領選の分析その2(両候補の支持層の違い)
『世界経済の現状分析』【5】米大統領選の分析その3(米大統領選の行方?)
『世界経済の現状分析』【6】中国経済の基礎知識
『世界経済の現状分析』【7】中国経済の現状(ファンダメンタルズ)
『世界経済の現状分析』【8】中国、新体制・習近平でどうなる?
『世界経済の現状分析』【9】中国経済のまとめ
『世界経済の現状分析』【10】欧州経済の現状①(ファンダメンタルズ)
『世界経済の現状分析』【11】欧州経済の現状②(独・仏 VS PIIGS 格差問題の分析)
『世界経済の現状分析』【12】EU経済の現状③(EUの政治状況、右翼化?)
『世界経済の現状分析』【13】ロシア経済の現状(ファンダメンタルズ)
『世界経済の現状分析』【14】ロシア経済の現状〜プーチンの焦り
『世界経済の現状分析』【15】コラム:新たな天然ガス資源「シェールガス」
『世界経済の現状分析』【16】ブラジルの経済の現状(ファンダメンタルズと金貸しの戦略)
『世界経済の現状分析』【17】『世界経済の現状分析』インド経済
『世界経済の現状分析』【18】ASEAN経済の現状(ファンダメンタルズ)
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  投稿者 yooten | 2013-05-03 | Posted in 07.新・世界秩序とは?No Comments »