2012-11-30

『世界経済の現状分析』【7】中国経済の現状(ファンダメンタルズ)

前回の『世界経済の現状分析』【6】中国経済の基礎知識では、中国が市場経済化に至った経緯、その後の国内状況等、中国市場経済化以降についての基礎知識をまとめました。今回は、『世界経済の現状分析』【7】中国経済の現状(ファンダメンタルズ)と題し、中国の経済(主に近年)について追及していこうと思います。
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<画像はこちらからお借りしました>
『世界経済の現状分析』シリーズ過去記事は以下をご覧ください。
『世界経済の現状分析』【1】プロローグ
『世界経済の現状分析』【2】米国経済の現状(ファンダメンタルズ)
『世界経済の現状分析』【3】米大統領選の分析その1(両候補の政策の違い)
『世界経済の現状分析』【4】米大統領選の分析その2(両候補の支持層の違い)
『世界経済の現状分析』【5】米大統領選の分析その3(米大統領選の行方?)
『世界経済の現状分析』【6】中国経済の基礎知識
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  投稿者 fujita | 2012-11-30 | Posted in 07.新・世界秩序とは?No Comments » 

日本史から探る、脱市場の経済原理(2)〜在地首長制をひきずった古代律令制度〜



租庸調制といえば律令制の代名詞のように言われ、国家を支えた財政基盤であると一般には認識されていますが、日本では唐にない特殊規定が存在していました。
「畿内」と「畿外」。
飛鳥〜奈良時代、二重支配体制ともいえる律令制度の実態を探っていきます。
※以下、概ね「畿内」とは大和、河内、摂津、山背(やましろ)のことを言う。
また、国造(くにのみやつこ)とは、大化改新以前、軍事権、裁判権などを持つその地方の支配者のことを指す。
参考図書:大津透「律令国家支配構造の研究」

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  投稿者 urara | 2012-11-25 | Posted in 02.日本の金貸したちNo Comments » 

大恐慌の足音・企業は生き残れるか?〜プロローグ〜

今年の春以降、パナソニック・シャープ・ソニーの三大家電企業の経営危機が幾度もメディアに取り上げられています。
 

朝日新聞2012年9月14日

これは、液晶テレビ投資の失敗やサムスン電子など海外勢との競合敗北など個別要因もありますが、より本質的には、リーマン・ショック以来進んできた急激な市場縮小が、実体経済を遂に崩壊させ始めたとも考えられます。現に、この家電3社以外にも、日本通販の民事再生法申請や、スズキ米国法人の連邦破産法申請など、日本企業倒産のニュースが再び目立ち始めています。
 
もし、そうだとすると、これから2013年3月の決算、さらには来年度、再来年度に向けて、多くの日本企業が極めて厳しい情勢に追い込まれていく可能性があります。
そこで、今回のシリーズでは、有価証券報告書(決算報告)をもとに、幾つかの上場企業の経営状態に焦点を当て、今後どのような事態が予想されるのかを探ってみます。
いつも応援ありがとうございます。

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  投稿者 s.tanaka | 2012-11-23 | Posted in 未分類 | No Comments » 

米国はどのように衰退してゆくのか?(21)〜シリーズ総まとめ〜

5月から半年ほどにわたって、衰退途上の米国の歴史と現在の状況を、多様な面から扱ってきました。
 
1.プロローグ
2.アメリカ通史
3.アメリカの侵略を支えてきた軍事力
4.侵略国家の中枢、軍産複合体
5.米軍分裂の可能性は?
6.金融主義の末期・米国ドル崩壊への道その1 ドルはどのようにして覇権通貨となったか
7.金融主義の末期・米国ドル崩壊への道その2 ニクソンショック(金兌換停止)後の金融覇権を維持した手練手管
8.金融主義の末期・米国ドル崩壊への道その3 世界をマネー経済に巻き込んでいった’80〜’90年代
9. 金融主義の末期・米国ドル崩壊への道その4 リーマン・ショックとその後の世界
10.金融主義の末期・米国ドル崩壊への道その5 加速する世界のドル離れ
11.金融主義の末期・米国ドル崩壊への道その6 縮小する投機市場
12.米国産業の行く末は?その1 南北戦争後に重厚長大産業が勃興、財閥が形作られる
13.米国産業の行く末は?その2 大衆消費財産業と豊かな社会
14.米国産業の行く末は?その3 60年代以降の産業衰退と新しい支配の仕組
15.米国産業の行く末は?その4 そして何が残るのか
16.米国人の精神構造は?その1 米国政党から見る精神構造
17.米国人の精神構造は?その2 アメリカ人にとってのキリスト教
18.米国人の精神構造は?その3 銃社会から見えるアメリカ人の疑心暗鬼と分裂の予感
19.米国人の精神構造は?その4 米国が生み出した最大の文化、映画に見る意識
20.米国人の精神構造は?その5 シリーズまとめ
 
そして、11月6日開票の米大統領選では民主党バラク・オバマが共和党ミット・ロムニーを押さえ再選しました。選挙戦終盤に米国東部に甚大な被害を与えたハリケーン「サンディ」の襲来は、これからの米国の行く末を暗示しているようです。

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ハリケーン「サンディ」で水没したNYの街

これまで扱った内容から、米国の今後の展開を描写してみます。
 
いつも応援ありがとうございます。

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  投稿者 s.tanaka | 2012-11-13 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨, 07.新・世界秩序とは?No Comments » 

日本史から探る、脱市場の経済原理(1)〜奈良時代に至る背景(支配者の変遷)と諸外国との関係〜

いよいよ「日本史から探る、脱市場の経済原理」シリーズ始まりました☆
  

プロローグより>
今回から始まるシリーズでは、古代〜近世までの日本に焦点を当ててみます。日本人は、明治の開国までどのような経済システム(生産・流通・財政・金融etc)の中で生きていたのか。そこに通底する原理とはなんなのか。以下のような視点で経済史を追求する中から、新しい経済原理のヒントを見つけ出したいと思います。

 
 
古代〜近世を段階的に追求していくにあたって、まず古代については奈良時代に焦点を当ててみたいと思います。経済システムを含め、日本という国のカタチと追求に必要な歴史情報が概ね整ったといえるのがこの頃だからです。
 
とは言え、奈良時代もそれ以前の歴史の上に成り立っているのであり、その背景を押さえることなしには深く掘り下げることは難しいでしょう。
よって今回の記事では、奈良時代に至るまでの日本の概史を、諸外国との関係をベースに押さえてみたいと思います。
 

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  投稿者 nishi | 2012-11-09 | Posted in 未分類 | No Comments » 

『世界経済の現状分析【6】中国経済の基礎知識』

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前回までは、アメリカの経済について調べてきました。さて、今回は、隣国中国について、調べて見ましょう。この間、だいぶ間があいてしまいましたが、ご容赦下さい。
現在の中国経済を調査する前に、まずは、中国が市場経済化に至った経緯、その後の国内状況等、中国市場経済化以降の基礎知識について整理していく事が非常に重要になります。

その前に、応援宜しくお願いします。

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  投稿者 orisay3 | 2012-11-08 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?No Comments » 

米国はどのように衰退してゆくのか?(20)〜『米国人の精神構造は?』シリーズまとめ〜

前回まで、米国の精神構造を「政党、宗教、銃社会、映画文化」の切り口から探ってきました。
・米国はどのように衰退していくか?(16)〜米国人の精神構造は?その1 米国政党から見る精神構造とは?〜
・米国はどのように衰退していくか?(17)〜米国人の精神構造は?その2 アメリカ人にとってのキリスト教〜
・米国はどのように衰退していくか?(18)〜米国人の精神構造は?その3 銃社会から見えるアメリカ人の疑心暗鬼と分裂の予感
・米国はどのように衰退していくか?(19)〜米国人の精神構造は?その4 米国が生み出した最大の文化、映画に見る意識(誇りの時代と堕落の時代)
 
今回、これら様々な分野において見てきた内容から、改めてアメリカ人の精神構造における共通項を整理し、シリーズのまとめとしたいと思います。
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(画像はコチラからお借りしました。)
 
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るいネット
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  投稿者 kuwamura | 2012-11-07 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨, 07.新・世界秩序とは?No Comments » 

【幕末維新の代理人】黒船来航 ロスチャイルドのエージェントだったペリー

文明開花と謳われる明治は、一方で欧米による市場支配の影響を強く受けています。今日は開国の起点となった黒船来港の目的と、教科書では深く語られない、その背景にふれていくことにします。
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黒船
画像こちらからお借りしました。

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  投稿者 tani | 2012-11-06 | Posted in 02.日本の金貸したちNo Comments » 

支配のカラクリ〜財団って何?〜6.財団支配の実態

このシリーズでは、これまで
1.アメリカの財団はとっても大きい
2.財団の始まりって?
3.ロックフェラーが財団を始めたのは何で?
4.中間まとめ
5.キリスト教の影響
を扱ってきました。
それによるとロックフェラー財閥は蓄積した資産を元に財団を作り、公益事業の名目で税金逃れシステムを活用して、社会支配を進めていることが分かりました。そしてその根底にはキリスト教の影響が大きいことも・・・・・。
最終回となる今回は 彼らの支配がどこまで進んでいるか を具体的に見ていきたいと思います。
 

ロックフェラーの進める社会支配の原点には、キリスト教による『終末思想』があります。
多くの人は、「終末」、あるいは「世の終わり」とは、すべての人が無差別的に死に絶えてしまう破滅の時だと思っていますが、聖書のいう「終末」は、無差別的に起きるものではなく、むしろ選択的です。
聖書では

「悪を行なう者は絶ち滅ぼされ、主を待ち望む者は国を継ぐ」(詩篇三七・九)

となっているのです。
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終末の日、悪を行ない罪から離れない者は、絶ち滅ぼされる。神を待ち望み、救い主キリストを信じて御心(みこころ)を行なう者は、至福に満ちた神の御国を継ぐために生き残る・・・・。
ロックフェラーは、自分たちが「至福に満ちた神の御国を継ぐ存在」と位置づけ、その準備を着々と進めているのです。
その中でロックフェラー財団が打ち立てた社会支配戦略は大きく
『優生思想』 と 『共認支配』 の二つだと考えられます。
*画像はこちらからお借りしました
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  投稿者 goqu | 2012-11-01 | Posted in 08.金融資本家の戦略No Comments »