2016-11-09
2016年世界情勢はこうなる!21~ドルの通貨発行権を中国が握り、中国とアメリカの力関係は逆転した!~
FRB(連邦準備理事会)がドルの発行権を握り、濡れ手に泡の巨万の冨を得ていることや、ドルの発行を健全に行なおうとしてきた大統領は暗殺されてきたこと、また、ドル紙幣は「借金札」であることは、ネット界では周知の事実であろう。
この記事で面白いのが、ドルには以下の3種類があるということ。そして、その3種類のドルの内、本家「ワシントンD.C.ドル」は既に不良債権と化し、紙くず同然になっているとのこと。
そして、ドルの一部を金兌換紙幣として価値化した「BRICSドル」と「人民元ドル」が本家のドルを支えていること。
確かに、この10年来の金の高騰の背景には、BRICS特に中国の金の買い付けがあったとのことは、この事実を裏付けるものであろう。
ポイントは、金の総量は限られているので、ドルの「一部のみ」に金の裏づけを持たせ、それが本家のドルの価値を維持してきたとのこと。
特に、「人民元ドル」はドルとの固定相場制や元切り上げなどの政策により、ドルを下支えしてきた。これは、ドル暴落による世界経済の崩壊、そしてそれが自国に飛び火することを防ぐ意味合いがある。
逆に言えば、中国政府がドルに見切りを付ければ、ドルは本当の紙くずになってしまうということになる。このことは、アメリカの「闇の支配者」は中国の下僕に成り果てたこと、つまり中国とアメリカの力関係が逆転したことを意味している。
軍事的にはアメリカはロシアの軍門に下り、経済的には中国の下僕となったということで、いよいよアメリカの力は益々衰弱していくことになる。
本日、アメリカ大統領はトランプ氏に決まった。
世界の警察を謳う強いアメリカを象徴する「大統領」という面影は見る影もない。「闇の支配者」はアメリカに見切りをつけたかのようだ。これはナチス・アメリカ解散を意味するのではないか。
以下、崩壊するアメリカ 巻き込まれる日本~2016年、新世界体制の樹立~(ベンジャミン・フルフォード著)
からの紹介です。
****************************
■ジム・ロジャースが見限った日本
(前略)
ジム・ロジャースの投資家としての成功は、「アメリカ崩壊」を前提に動いた結果だ。アメリカのアナリストや金融機関、格付け会社が垂れ流す「アメリカ経済校長」「アメリカ復活」は、全てポジショントーク。アメリカについていけば損をする。
それが「日本だ」と、ロジャースは言っているのだ。アメリカ崩壊、正確には「闇の支配者」の体制が崩壊するとなれば、世界情勢はどう変わっていくのか?
それを理解するには、まず、その支配体制が何なのかを知る必要がある。
―――ドルの発行権。
「闇の支配者」が「支配者」であるゆえんは、ドルの発行権にあったのである。