2021-12-14

骨抜きとなったCOP26 地球温暖化⇒脱炭素の観念支配でひと儲けを目論む金貸し勢力


写真は涙ぐむシャーマ議長

◆骨抜きとなったCOP26

英国グラスゴーで開催されたCOP26は、ロシア、中国、トルコが不参加。争点となった石炭火力発電使用についても、中国・インドの反対により、土壇場で「段階的な廃止」から「段階的な削減」の表現に留まるなど、開催国として息巻いていた英国の目論見は外れる結果となった。

【参考】COP26、石炭火力「段階的削減」で合意-1.5度に抑制追求も明記

英国・EU諸国は、早速、気候変動問題⇒脱炭素市場における主導権を握ろうと営業に熱心。COP26は新市場創出のための政治ショーであることが透けて見え、興覚めするばかりである。

【参考】
・COP26で露呈「脱炭素=カネ儲け」の構図。合意する海運業界、決裂する自動車業界…各国の思惑は?
・独メルケル首相、中国の石炭火力発電クリーン化で独技術後押し
・「グレタさんは利用されているだけ」COP26で浮き彫りになった欧米諸国の二枚舌

他方でEUだが、石炭火力発電の性急な廃止を求める声の裏にはフランスを中心とする原発推進の思惑がある。福島原発事故(2011年)を受けて脱原発の流れが広がったEUだが、近年は小型モジュール炉(SMR)を中心に原発を新設する動きが顕著だ。かつて挫折した欧州加圧水型炉(EPR)を含め、EUは原発の輸出再開をもくろんでいる。

(さらに…)

  投稿者 simiz-ma | 2021-12-14 | Posted in 07.新・世界秩序とは?No Comments »