2014-01-10

金貸しによる洗脳教育史①〜プロローグ

新年明けましておめでとうございます
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます
 
新年に入って早速ですが、新シリーズを始めます
 
年次改革要望書、郵政民営化、直近ではTPPなど、日本ではこれまで官僚主導でアメリカに有利な政策が進められてきた。その中でも中心になって動いてきたのは、フルブライト留学制度やローズ奨学金制度などでアメリカの教育を受けてきた官僚たちである。
 
また、日本の庶民がこうしたアメリカに都合の良い政策を受容れてしまう背景に、戦後教育により植え付けられた個人主義、民主主義、市場主義等の思想があるが、これも又、欧米から持ち込まれた教育制度の賜物である。
教育機関は、近代以降、金貸しが国家や民衆を支配していくための洗脳の道具になっている。
 
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金貸したちにとって教育とは、どんな意味を持つのだろうか?
「感謝の心を育むには」ブログより引用します。
 

(家庭ブログより)
彼らの、「教育」に対する価値感は家畜同様の「調教」にあるのではないかと思います。
そう考えると、キリスト教(プロテスタント)では、教職者を「牧師」と呼んでいます。そして、「迷える子羊」を導いているのです。
或いは、羊の群れを思いのままに操るには、群れのボス的存在を抑えておけば、その他はボスに追従するという発想から、ローズ奨学金やフルブライト留学制度などが行われ、或いは、幕末〜明治初期の薩長や政府要人の留学や使節団の受け入れなども、その後の倒幕や明治新政府の「支配」を容易にするためのものであったと思われます。
 
公教育は、そういう意味では、指導者に従わせるための「調教」そのもので、キリスト教から派生した近代思想によって、「羊は羊として生きること」と「支配」を変ることのない現実として、頭の中に「実現されることのない理想(夢)」を想い描かせるためのものだったのです。
 
そして、群れの中では、まとまって歯向かってこないように、或いは、社会全体のことに目が向かわないように、「個人主義」を教え、「自由」や「人権」など「微妙な対立構造」を仕組み、仲間や集団ではなく「群集」として育て挙げてきたのです。

 
 
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金貸したちは、中央銀行制度による資力による支配軍やCIAを使った武力と脅しによる支配宗教やマスコミ、教育を使った思想・価値観の支配の三軸の支配構造によって、世界を思うままに動かしてきた。
 
しかし、共認原理に移行しつつある現代、武力支配は行き詰まり、中央銀行制度による資力支配も国の借金が限界を超え、制度自体がガタガタになってきた。しかし、思想や観念の支配は、いまだ大きな力を残している。従って、金貸し支配からの完全脱却には、この洗脳支配から脱する事が必要不可欠となる。
 
そこで、歴史をさかのぼって、教育に着目し、金貸しの支配の方法論を明らかにしていく新シリーズをスタートさせます。
 
    目次・流れ
   1.大学の起源/大学って誰が何のために作ったの?
   2.金貸したちが作った米国の大学
   3.明治維新〜日本に持ち込まれた西洋思想
   4.義務教育はなぜ始まったのか?
   5.戦後民主教育

 
まずは、大学の起源から追求していきます。
 

List    投稿者 sugaiku | 2014-01-10 | Posted in 未分類 | No Comments » 

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