2007-04-13

肥満市場拡大の意味

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肥満市場って何?って思うかも知れませんが、薬・エクササイズマシン・健康食品・ダイエット本・ダイエットセミナー・スポーツクラブ、そしてそれらの業界が使う莫大な広告費、これらは肥満市場の代表です。
日本では、普段過度の肥満について意識する事はあまりないかも知れませんが、欧米特にアメリカの肥満率の増加は著しいものがあり、成人に占める肥満の割合は30%を超えるといいいます。大都市はそうでもないけれど、郊外や地方都市に出たときに急激に肥満人口密度がアップし、力士のような人がフツーに歩いているそうです。
先月の新聞に出ていましたが、欧米の医療現場では肥満率の増加とともに、重量級に対応できる救急車やヘリコプターの購入、重量級患者搬送専門チームの設立など、金がかかってしょうがない。個人の健康問題を超えて立派な社会問題になっているわけです。
そもそも環境破壊も、人口の増加に比例するといいいますが、肥満も環境問題の立派な一因ではないかと思いますね。(実際、アメリカでは90年代に平均4.5㎏体重が増えた為に、旅客機の燃料消費量を押し上げたとのこと。)

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  投稿者 tamimaru | 2007-04-13 | Posted in 10.経済NEWS・その他3 Comments »