2007-04-26
中国の自動車産業は2010年(あと3年)で日本を抜くてほんと?
中国上海の自動車ショーが大盛況らしいが、中国の自動車産業は景気のいい話題が並んでいる。2002年にWTO加盟を果たして以来、中国の自動車産業は、2003年には早くもフランスを抜き世界第4位の自動車生産国になっている。このペースでいけば、2010年には、中国の自動車総生産台数は1000万台を超えるとみられている。そして日本を抜きアメリカに次ぐ世界2位の生産国になると言われています。中国自動車産業発展研究報告
写真は、自動車普及により渋滞する高速道路。写真右は、自動車でいっぱいの北京大学構内。(引用先は、『人民中国』特集:戦国時代に突入した自動車産業から。
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日本で病気になったら…?
日本ではたとえ盲腸になっても243万円取られるなんてことはないので普通に病院に行く(救急車も無料だし)。やたらと混んでるのが難と言っちゃ難だか(どこぞの老人会に紛れ込んだんだろうと思う時も)。まぁそれだけみんな安心して病院に掛かっているってことなんだろう。
安心して病院に行けるのは、国による医療保険制度がある為だ。この制度、実は世界的にも評価が高い。WHO(世界保健機構)報告では世界1位である。
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その上、国民1人当たりの医療費も案外低い。これは多分、皆が病状が軽いうちに診療を受けるから。医療費が高ければ症状が悪化するまで我慢する。結果として医療費はかさんでしまう。
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国による医療保険制度というのは大抵の先進国にはあるが、アメリカには無い(銃からも病気からも自分で守れってことか)。だからメディカルツアーなんかが流行るワケね。それでどんどん米国内の医療は空洞化して市場が狭くなってきてると。
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メディカルツアーを紹介するアメリカンジョーク
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「病気になって手術が必要になったらどうする?」
「タージマハールへバカンスに行くのさ! HAHAHAAAー!」
この人達は周りのみんなのためにも早く復帰しなきゃとか思わないのかな?
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実はこうした状況に対しては、日本もウカウカしてられないのである。
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空洞化して縮小した米国医療保険市場が次に狙っているのは…