2013-10-30

中央銀行支配からの脱却(2)〜南米・中東・アジアのバーターシステム

2008年のリーマンショック以降、国家が銀行に借金をして穴埋めをするという矛盾した構造が明るみに出始め、それと同時に動いている中央銀行制度からの離脱の動きについて見ている。
 
前回の記事「中央銀行支配からの脱却(1)〜銀行を潰して復活したアイスランド」では、国家破綻後、ファンドや年金基金、金融機関や事業法人などの“プロ”の大口債券者からの借金を踏み倒し、復活を遂げたアイスランドの事例を扱った。
 
今回は、かつて自国の通貨が弱く貧しい国々がやむ得なく行っていたバーター取引が、ここ最近増えてきており、先進国でも中央銀行制度からの脱却の方法として取り組まれているという事例を紹介していきたい。
 
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  投稿者 sugaiku | 2013-10-30 | Posted in 09.反金融支配の潮流No Comments »