2014-06-03
【新しい通貨のカタチとは?~(2) クレジットカード、おトク感に潜む本質~】
本シリーズでは、次代の社会構造を通貨という切り口から追求していきます。
前回は新しい通貨システムの可能性として、ビットコインを取り上げました<リンク>。
今回は実際の通貨ではありませんが、お金を使う手段として身近なクレジットカードについて取り上げてみたいと思います。
平成25年3月末の日本におけるクレジットカード発行枚数は、3億2,352万枚。1人当たり3.1枚所有していることになります。
現金を所持せずとも、あらゆるサービスを付け払いというカタチで受けることができ、キャッシング機能を使えば街中のATMから現金を手にする事も可能です。
またショッピングをする際につくポイントもクレジットカードを利用する利点ともされています。
クレジットカードの特徴を並べてみると便利なことだらけですが、それだけがクレジットカードの全てではありません。歴史、収益構造を紐解くことでクレジットカードの本質に迫ります。