2017-02-09
反グローバリズムの潮流(北欧の民族主義政党)
北欧3国、デンマーク、スウェーデン、フィンランドはあまり日本人にはなじみがありませんが、ヨーロッパの中でも比較的裕福で、福祉も充実しており、国連の世界幸福度報告で、デンマーク1位、フィンランド5位、スウェーデン10位と上位を占める国々です。(日本は53位)
その、ヨーロッパの中でも優等生と言える国々でも、いわゆる「極右政党」が急激に勢力を伸ばしています。デンマークでは「デンマーク国民党」が議会第二党になり政権与党に、フィンランドでは「真のフィンランド人」が第二政党となり連立政権に参加、スウェーデンでは「スウェーデン民主党」が支持率20%を集めています。
マスコミの報道では、上記の政党は「極右政党」と表現され、まるで悪者扱いです。しかし、世界でも有数の豊かさを誇り教育水準も高い国の国民が、悪者の極右政党に簡単に洗脳されるものでしょうか。