2017-02-17
反グローバリズムの潮流(ドイツのための選択肢)
これまで、EU諸国の反グローバリズムの潮流を見てきました。イタリア、フランス、オランダ、オーストリア、スペイン、北欧諸国など、主要なEU諸国の殆どで、EUに反対する政党が勢力を伸ばしています。
マスコミはその主要因を、移民政策に反対する極右勢力=人種差別意識であると分析し、EUに反対するのは間違いで、経済成長のためにEUは必要であると主張してきました。しかし、EU諸国の経済の実態を見ると、優等生と言われたオランダや北欧も今や不況にあえいでいるのです。EU最大の経済大国ドイツでも極右勢力と言われる「ドイツのための選択肢」が勢力を伸ばしています。ドイツの実態はどうなっているのでしょうか。