2019-02-26

国際情勢の大変動を見抜く!-1~国際情勢のカギを握るのはロシアと日本~

プーチンー安倍

今回から新たなシリーズ『国際情勢の大変動を見抜く』を始めます。

これからの世界情勢の主役になるであろう(実はすでに主役だが)ロシアを中心に見ていきます。

以前の『世界を操るグローバリズム』シリーズでも紹介した元ウクライナ大使:馬渕睦夫氏の著書『世界を操る支配者の正体』を中心に紹介していきますが、2019年の最新情報も織り交ぜて分析していきます。

 

著者も書いていますが、今や世界情勢も鍵を握っているのが、ロシアと日本。この二国が、世界的金融危機を目前にどう動いていくか!?

そして、独自の道を歩み始めた奥の院:イギリス王室(ヴェルフ・ヘッセン)の動き、そして情報支配を目論む中国の動きも垣間見つつ、ロシア、日本を追っていきます。

ロシアは比較的明確な路線ですが、日本はどうでしょう?最近またロシアとの接触機会が増えていくようですが、アメリカとのしがらみもある。日本はCIAだらけで情報は筒抜け。その中で安倍晋三もなにかフラフラ。

嘗ての売国奴の系譜である安倍晋三の動きはやや分かり難いですが、背後の田臥の方向性として見ていくことで見えてくるものがあるかもしれません。以前山口にプーチンを招いているのも意味深ですからね。

これら諸々の情報を基に、今後の世界情勢を追求していきましょう。

 

るいネットでも同様の認識です。(『世界は、アメリカ支配からロシア主導へ大転換』)以下に一文載せておきます。

>世界情勢が急転し始めたようである。2年ほど前にロシアの軍事技術がアメリカの軍事力を上回ったことを知った各国は、中国・インド・イラン・ブラジルはもとより、親米の筈のドイツ・フランス・サウジまでロシア追従へと方向転換した。中東でも、イラク・トルコがロシアの軍門に下るのは時間の問題だろう。<

>中国もその軍事技術を命綱としている。従って、どうやら習近平もオバマもプーチンに歩調を合わせるしかなくなり、プーチン主導で各国が金貸し支配を打倒する反金貸しの闘いに入ったものと思われる。それは、夫々の自国を守るための闘いであるが、期せずして世界を守る闘いとなる。<

 

 

『世界を操る支配者の正体』(馬渕睦夫 著)からの紹介です。

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■プロローグ

今突如として、イギリスの地政学者ハルフォード・マッキンダーの亡霊が甦りました。20世紀の初めに活躍したこの地政学の泰斗は、「東欧を支配するものがハートランドを制し、ハートランドを支配するものが世界本島(ユーラシア大陸)を制し、世界本島を支配するものが世界を制する」と喝破しました。このハートランドの核をなすのが、ロシアとウクライナなのです。

 

2013年11月以来のウクライナ危機は、ロシア支配を巡る戦いです。世界の制覇を目論む国際金融勢力が、ロシアに最後の戦いを挑んできたのです。これがマッキンダーの亡霊の正体です。

 

ところが、我が国においてはこれまで国際情勢を巡る議論からロシアがすっぽりと抜けていました。これは、ロシアが世界政治に占める実際上の地位に鑑みれば、大変異常なことと言わざるを得ません。2013年11月に発生したウクライナの反政府デモが、2014年の2月になってヤヌコビッチ大統領を追放し、ウクライナに親欧米勢力の暫定政権が成立しましたが、その後クリミア半島のロシアへの編入に対抗するアメリカ主導の対ロシア経済制裁という段階に至って初めて、我が国においてロシアがメディアの報道の焦点になりました。しかし、わが国のロシア報道は残念ながら米ソ冷戦時代の旧思考に凝り固まっていて、新しい国際政治の現実からかけ離れた虚妄の議論に終始しています。

 

本書は、今地殻変動を起こしている国際情勢の真相を明らかにすることを目的としています。

 

表面には出てきていない国際情勢の大変動を見抜いて、効果的な対策を立てることが、私たちの目下の急務になっています。なぜなら、現在起こりつつある事態は、我が国が世界で生き残れるかどうかの瀬戸際にあることを示しているからです。我が国だけではありません。世界全体の運命が掛かっているのです。これは決して脅しではありません。

 

(中略)

 

現在の世界における主要なアクターは、ロシアと日本、そして国際金融勢力です。アメリカや中国といった国家ではないことに注目してください。結論を先に延べれば、アメリカという国家はすでに国際場裏における主要なアクターではないのです。アメリカ国家(政府)の行動のように見えるのは、アメリカを背後から動かしている国際金融勢力の計画に基づく動きです。

 

中国も同様です。中国の場合は、ビジネスに精を出している共産党や人民解放軍のエリートの私益に基づく行動であって、中国国家の国益に基づいたものではありません。まず、この事実を理解することです。頭の切換えが必要なのです。

 

本書は、現在の世界がどうしてこんな事態になったのかを究明し、その解決策を提示したものです。

 

ウクライナ危機は単にウクライナ国内の政争ではありません。聖書のヨハネ黙示録の予言にある世界最終戦争、すなわちハルマゲドンになる可能性を秘めた、きわめて危険な事態なのです。しかし、まだハルマゲドンを避ける望みがあります。鍵を握るのはロシアのウラジミール・プーチン大統領(1952年~)と安部晋三総理大臣(1954年~)です。本書ではこの理由も明らかにしています。

 

アメリカのグローバル市場化圧力にさらされているロシアの運命は、わが国の運命と密接に重なる部分が多くあります。

(後略)

韓国がアメリカ脱皮を図ろうとしているが、日本はどうする?

日本のマスコミは、あまりにも韓国文政権を完全否定だ。
・韓国の文政権が暴走している。
・文政権は反日思想にかぶれて冷静な判断が出来来ていない。
・韓国経済は文政権で破たん状況だ。など

「文政権の不支持率は46%となり、就任以来初めて支持率45%を逆転」と云っているが、
逆に、半数は未だ支援しているのだ。

しかし、これらは発信している日本のマスコミはアメリカの手下!
だから文政権を完全否定しているのはアメリカで、日本はマスコミ操作で踊らされているだけとみるべき。

◎文政権は何を考えているのか?~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 想像するに下記の様に思える。

■アメリカのこれまでのアジア戦略
日本・韓国を支配下にして、世界市場経済を支配する為の子分にする。
その為に、南北休戦状況(緊張を常に煽る)を維持して、日韓米軍事同盟で支配する。
いざこざを定期的に起こし危機感をあおり、軍需整備を拡大(日本韓国に軍需費用を負担させる)して軍需産業でも儲ける。

■アメリカの世界経済支配力の衰退
日韓はこれまでアメリカの作った世界市場経済で自国の経済を支えてきた。
しかしこの間で中国経済の力が膨大となり、相対的にアメリカ市場経済は左巻き、さらに衰退が明確に成ってきた。
今後の世界経済は、中国・ロシア勢力に移行するのだろうと誰もが感じ出している。

■米国の武力支配力が低下
経済力が続かなくなったアメリカは、軍事力を維持する事が難しく成ってきた。
軍事力そのものは、既にロシアに負けているとう見解も多くある。
さらに実際の総力戦の戦争は、世論的にあり得ない時代になった。
だから兵士の派遣は難しく電子兵器合戦の時代になってきた。この分野でもロシアに負けている?
その中で核兵器を北朝鮮が所有して北朝鮮を脅かしての南北紛争のマッチポンプが出来なくなった。

■韓国の文政権は、これまでのアメリカの戦略から脱出を図っている。
朝鮮戦争の休戦を終戦として、南北統一してアメリカ支配から逃れる。
南北朝鮮が軍事費削減出来れば大変な経済メリット
そして、今後、経済的にもアメリカに代わっていく中国・ソ連勢力に付く。

文政権は、根っからの反日か、政権維持の為に反日かは良く分からない。

しかし、良い悪いは今後の判断が必要だが、明らかに戦略的に「アメリカ支配からの脱却」を図ろうとしている。だからアメリカは文政権を否定して、最近では(CIAが韓国軍部を動かして?)クデターもあるかもと脅かしている。

アジア戦略で日本と韓国を支配する事を軸に組み立ててきたアメリカ。
韓国が抜けようとしている現在、日本はどうするのか?

アメリカ、中国、ソ連、朝鮮とどう付き合うのか?
国会で国政を議論して欲しい。

by 猪飼野

  投稿者 dairinin | 2019-02-26 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments »