2019-11-19

国際情勢の大変動を見抜く!-39~ニューディール政策はアメリカ人の富を使って社会主義的政策を世界に広めていくという構想~

ニューディール政策

表題の内容は驚きだった。アメリカの威を借りた金貸しはソ連の社会主義化の画策の後も、世界全体に社会主義的政策を広めていく戦略を取っていた。

ニューディール政策を推進したフランクリン・ルーズベルトは金貸しによって擁立された大統領で、この政策自体も金貸しが支配した司法によって立憲されたもの。

このように用意周到に計画された政策だったのだ。

この後、社会主義化の矛先は中国に向かう。その際邪魔だったのが日本。金貸しは日本潰しに取り掛かる。日中戦争から繋がる第二次世界大戦がその集大成だという。

 

『知ってはいけない現代史の正体』(馬渕睦夫 著)からの紹介です。

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■1930年 ニューディール政策

◇通説   :国民の不安を軽減しファシズムに対抗して民主主義を守る政策だった。

◇歴史の真相:アメリカ経済を社会主義化することを目的とした政策だった。

 

●全世界のために利用されるべきアメリカの富

1920年にニューヨークの株式市場が大暴落し、世界恐慌が起こります。過熱した株式市場を警戒する投資家の心理からいわば自然発生的に暴落が起こったのではありません。既にFRBの創設によってアメリカの金融を握った国際銀行家たちが意図的に株式を暴落させたのです。これによって多数のアメリカ企業が倒産し二束三文でこれら国際銀行家たちに買い占められました。彼らはフーバー大統領の経済政策に協力しませんでした。故に、フーバーは1932年の大統領選でフランクリン・ルーズベルトに敗北します。ルーズベルトはニューディール政策でアメリカ経済の立て直しを図ります。フーバーには冷たかった国際銀行家たちは、ルーズベルトには率先して協力します。それもそのはずです。ルーズベルトは彼らに大統領にしてもらったのですから。

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