2007-01-29

なぜロシアは国家統制を強めるのか

■なぜ国家管理を強めるのか
 ロシアのプーチン政権は、初期は、新興財閥であるオリガルヒの力を借りて政治力を獲得した。
 が、後に、手のひらを返すように、オリガルヒの企業家たちを、様々な口実を使って失脚させている。
 例えばオリガルヒの中でも超大物であったボリス・ベレゾフスキー(同名のヴァイオリニストとは別人)は、2003年の選挙でプーチンを支持している。
 ベレゾフスキーは、石油、マスコミ、金融などの産業にまたがる企業を傘下に持っていた。政府の要職にさえついていた。
 しかし、後にプーチン政権の手により、横領、詐欺の名目で追及され、現在は亡命の身である。
 なぜ、ロシアは、独裁の汚名を受けても、強権を行使し、国家管理を強めようとするのだろうか?
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  投稿者 sakamoto | 2007-01-29 | Posted in 07.新・世界秩序とは?4 Comments »