2012-07-24
米国はどのように衰退してゆくのか?(9)金融主義の末期・米国ドル崩壊への道 その4.リーマン・ショックとその後の世界
前回記事では、不換紙幣となった基軸通貨ドルを維持する代償に生産力を失っていった米国が、’80〜’90年代に金融立国へと舵を切り、その結果、世界中がデリバティブ商品にまみれ、ヘッジファンドに翻弄されるバクチ経済に巻き込まれてゆく過程を扱いました。
膨れ上がったマネーは、2001年にアメリカ自身のITバブルを崩壊させますが、それに懲りずに住宅バブルが膨らんでいきます。MBSやCDSなどの金融商品によって世界中にばら撒かれたクズ債券=サブプライムローンは、2007年7月の欧州BNPパリバ傘下のファンド凍結などを契機に、次第に世界中に金融不安を拡げてゆき、遂に2008年、巨大金融機関のドミノ倒しが起こります。

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