2022-07-12

江戸時代の金貸し、【両替屋】!!

今では日本全国で同じお金が当たり前のように使われています。しかし、昔の日本では決して当たり前ではありませんでした。

江戸時代は、モノによって代金を「金貨で払うもの」、「銀貨で払うもの」、「銅貨で払うもの」に分かれていました。また、高額な取引の場合、関東エリアでは「金」を、関西エリアでは「銀」を使う独特の風習もありました。

さらに、金・銀・銅ではそれぞれ単位も呼び名も違っていましたし、いくらの金貨といくらの銀貨を交換するのかという相場も頻繁に変わっていたので、買い物のときは計算が大変でした。

 

そこで発達したのが【両替屋】です。

両替屋の仕事は金銀銅貨の両替をすることです。

庶民が小判を手にすることは生涯に一度あるかないかのことで、もし、一両を手に入れたら、両替屋に駆け込んで銀貨や銭に替えてもらうのです。

特に有名な両替屋には鴻池(こうのいけ)、三井、住友があります。このうち三井・住友はそれぞれ現在の大手銀行グループへと発展していくことになります。

 

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  投稿者 y-kana | 2022-07-12 | Posted in 02.日本の金貸したち1 Comment »