2007-02-17

中国経済を牽引してきた地域は?

中国はここ10年以上、10%前後のGDPの実質成長率を達成してきました。
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2003〜2005年の直近3カ年を見ても、10.0%、10.1%、10.2%と10%を超えています。
これは中国全体での数字ですが、中国と言っても国土の面積は960万K㎡と日本の26倍もの広さがあり、人口は13億756万人と日本の10倍です。
中国の経済圏はどうなっているのか、どのエリアが中国のGDPを牽引してきたのか調べてみました。
中国まるごと百科事典というHPを見つけました。その中に中国の経済圏についての紹介がありました。
5つの重要経済圏に分ける事ができるそうです。
①環渤海経済圏(大連、瀋陽、青島、煙台)⇒遼寧省、山東省
②京津経済圏(北京、天津)       ⇒北京市、天津市
③長江経済圏(上海、江蘇、浙江)    ⇒上海市、江蘇省、浙江省
④珠江デルタ経済圏(広州、深セン、東莞) ⇒広東省
⑤西部経済圏(重慶、成都、成安)    ⇒重慶市、四川省
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(上記の図は、「中国まるごと百科事典」さんから借用しました。)
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2004年の各省別GDPのうち1兆億元を超えた省が4つあります。
 広東省16,039億元
 山東省15,490億元
 江蘇省15,403億元
 浙江省11,243億元
いずれも上記の経済圏の中心をなす省でした。数字から見ても、中国の経済を牽引してきた中心となる地域のようです。
中国の各省が何処にあるのか、地図をリンクしておきます。
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  投稿者 shigeo | 2007-02-17 | Posted in 07.新・世界秩序とは?10 Comments »