2007-02-13
シリーズ「不動産投資ファンドの成長は続くのか?」①
今、不動産ファンドが活況を呈している。REIT企業の株価は異常なほどのうなぎ登りで、不動産系企業や証券系企業人気も高まっている。過去のバブル崩壊によって不良債権化した不動産の流動化、都市部で下落した地価の反転(地価高騰)を中心とした地下高騰、世界に例をみない長期超低金利、加速する金融自由化という日本の状況がファンドやREITに格好の環境を与えてきた。
今、既に「ミニバブル」「不動産バブル」とさえ囁かれているにも関わらず、その膨張が止まる気配は無く、過去のバブルと同様に一度動き出したら行き着く所まで行くしかないといった様相を呈している。
鍵を握っているのはこの流れを作り出し、この先高値売り抜けを狙う外資系企業ではないだろうか。
外資系ファンドの実態は?いつまで続くのか?最後に損をするのは誰か?その時日本経済・日本社会はどうなるか?今後シリーズで、これらを明らかにして行きたい。
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