2007-06-07

地方財政の建て直し(法制度改革から)2

地方自治体の税収格差是正として打ち出された納税制度構想である「ふるさと納税」というものが話題になっている。
地方分権を目指し、国と地方の税収比率を調整して、地方への税源移譲を行なう代わりに地方交付税の削減を進める国にとっては、国の負担を伴わずに、地方の税収格差是正の一助になるため、この構想を積極的に進める考えだ。
しかし一方で、自治体間で奪い合いになる可能性があるほか、地方税には行政サービスを受ける住民が税を負担する「受益者負担の原則」の観点からの問題点も指摘されている。
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さて「ふるさと納税」とはどういうものか?
もう少し具体的に見てみよう。

(さらに…)

  投稿者 minezo | 2007-06-07 | Posted in 03.国の借金どうなる?3 Comments »